アトリエ青 Atelier Blue

画家・アートディレクター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

正解は探さなくていい

昨日・今日と「Kids夏休みSDGs絵画教室」を開講して頂き、午前午後の4クールで合計36名の子供達が来てくれました。私の予想を超える人数の子供達が受講してくれて嬉しい時間になりました。

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こどもアトリエ青主催ではなく、外部企画での講師招致の機会が近年増えている事は本当に有り難い事です。

小学生高学年の女子の参加率が高かった今回の講座ですが、男子の思春期が主に中学生以降なのに対して、女子はそれよりも一足早く成長期と対峙します。思春期の戸惑いというべきかは不確実ですが、つまりは大人の常識的な感覚(人目への配慮)と少女のあどけなさが絵に向き合う時に拮抗する様をとても感じました。

私もついついこういう時期に直面している女子に対して、自然体で絵と向き合うきっかけ・雰囲気に如何にして持って行くべきかを自問自答してしまったのですが、終わってみて思うのは、女子達も私も正解を探したり、模範に落とし込むのは一番いけないのではないかと考えるに至りました。

自分が何者か分からない、何か大きな変化の途上にいる感じ。それそのものがありのままであるということ。通過儀礼であるということ。戸惑い、自問している感覚。それが思春期の特権であると考えれば、絵にも戸惑いが表出するのが当たり前。そういう学びを今日は得ました。

そこで引っ掛かった事は一つ、先述した大人の常識的な感覚(人目への配慮)に囚われて行く事は決して正解ではない(成長ではない)。何故ならそれを達成するだけが大人として成功に結び付くと考えてしまうのは、悲劇だと私は思うからです。

私の様な変わり者になれというのではないのですが、絵にはテストの問題の様な回答が一個あるという事はあり得ません。世の中にはある程度の回答らしきものは沢山存在はしますが、絵にはそんな決まりがないという安心感・開放感で今後も向き合える事をワークショップを受けてくれた子供達へ、密かにメッセージとして送りたいと思います。

8月22日にもう一度同じワークショップがあります。もう既に結構な予約人数が入っているとの事ですが、目から鱗のアートを体感しに是非来て下さい。

何度も言いますが、3歳以上中学生まで私のブログで知ったと仰って頂ければ予約可能です。コンクール出品が絶対条件ではありません。柔軟に対応します。

http://movementotsu.com/SDGs2021/SDGs.Art2021.html