今日はアトリエ青で水彩画教室の日だと思い込んでいたら間違っていて、教室は明日で、今日は休みでした。勘違いで不意に訪れた休み。色々と用事を済ませて一枚描くことに。
結構大きいサイズで風景画とイラストの融合を試みました。この景観は私が気に入って度々描くベオグラードに実在する一階がお店のアパルトマンです。
そこに空想の登場人物を思いつくまま配置しました。サイズが大きくて集中力が保てなくなり、一旦ここで休憩。続きは明日と決めました。
昨日は「失敗」でしたが、今日は成功しており、この様な日は心地よい一服となります。決して筆を置いたのではありません。
例によって、先の見えない技法を取り入れています。これまでで分かった事を違う様に使ったり、まだやっていない事を試したり。
でも技法はあくまでツールであり、前に出るのはいけません。
水性ペンやクレヨンも使っていますが、このようにアップで見るとそういう事よりも内面が表出している風に見えます。
この様な場合は上手くいけば作品になります。
鍵は私が何をみて何を感じたか!エモーショナルな体験を重ねているか否か!それに尽きます。
それでは、今日はイランのアッバス・キアロスタミ監督が日本で撮った大好きな作品「ライク・サムワン・イン・ラブ」を鑑賞して明日の教室に備えて眠るとします。