Hさんが今日はクレヨンだけで描くと言うので、私もそれに便乗して即興で一枚づつ描きました。
ハガキサイズの水彩紙に塗って塗って塗って、爪楊枝で引っ掻く。ごくシンプルな技法なのに、これが楽しい! 版画にエッチングというのがありますが、それに似た感覚のものが一瞬で出来ました。
今年はご依頼頂いた数点のイラスト作品で面白い物は描けましたが、他は凡庸なものばかりでした。ここに来てやっと、自分でもドキドキする作品が描けました。
そしてHさんは、らしい作品です。
「クレヨンだけでも良いなぁ〜」「あー、楽しいな〜」とふたりでぶつぶつ呟きながら、長い一日の最後、良いひとときを過ごせました。
当ブログで、秋口以降には古民家ギャラリー青の一般公開日をご案内するとか、その際には透明水彩画ではない独特の作品を展示するなどお伝えをしていましたが、全て予定通りには行っておりません。ちなみにそれはクレヨン画ではありません。
実は独自の作品には2作取り掛かって、両方とも大失敗しました。そういう経緯もあって、全くどんなテイストなのかが誰にもお伝え出来ていないのです。
手探り状態の中で、現在3作品目に取り掛かっています。ギャラリーの一般公開はいつになるかわかりませんが、作品ありきでご案内したいと思います。