アトリエ青 Atelier Blue

画家・アートディレクター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

デジャブ

失敗作はどんどん描くべきというのがモットーですが、元来失敗作の条件は、守りに入らないこと。それにより次に繋がる可能性や大いなる気付きを秘めていなればなりません。飛んだら転んだ!それがない絵は「失敗作」ではなく「駄作」と呼び、区別しています。中でもたまーに過去に向き合った「駄作」の記憶をただなぞってしまうこと(デジャブ)は、絵描きにとって怖いし、恥ずべき行為です。

その点で、今日描いたものは、まさにデジャブなのです。


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側から見れば、失敗作か駄作かの区別は出来ないと思います。しかし、作者である私自身の眼は誤魔化せません。これは「駄作」です。慢心や高慢さがこういった事態を招くのですが、おおよそ5年前に描いた私の嫌な絵を思い出します。

まあ、やってしまったことは仕方がないです。ここからの再スタート。もっとモチーフに敬愛を込めて、もっと絵を好きで描かないと抜け出せない。言い訳はせず、明日は美味しいものでも食べて気分を変えて行きたいと思います。