アトリエ青 Atelier Blue

画家・アートディレクター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

描いて楽しいか

Hさんが、二十日ぶりにまあまあ大きい80x60cmの画面を30分で埋め尽くしました。良い絵ほど原画でないと良さが伝わらないのですが、これはそんな絵。即興的な勢いを活かしたリズミカルな画面です。

 

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Hさんのリクエストは、生まれ故郷の尾道風景。行った事がなくてもHさんの思い出話を聞いていると描けそうな気分になって着手。

これも80x55cmはあり、なかなかの大きさです。

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海面を平面的に黄緑で塗ってみると面白いのでは!?と初めての試み。また、こういった眺望の場合、遠近感は否が応でも出てしまうので船を大きく描いて目線にどっしり入る様にしました。

これで一時間弱の作画時間です。5時間掛けると写真の様に見えてしまうので、これくらいで止める方が面白くなります。

 

これは2014年の個展で発表した「近江大橋雨景」。5時間以上、手を入れた記憶があります。

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忠実に写真の形を追求していますが、そこが駄目であり、退屈でクズの様な絵です。

描いていて楽しくなかったのも、致命的ですね。

やはり描く幸福や、楽しいか否かが重要かと思います。