アトリエ青 Atelier Blue

画家・アートディレクター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

心がある

アトリエ青の古民家は、両隣と裏の三方が空き家で囲まれています。音楽や映画の音量を好きに上げられるのは嬉しいのですが、夏になると三方の家に自生する植物が繁茂して、それが要因で雨漏りします。これらを一ヶ月掛けて改善と修理をしてもらいました。

家主が工務店で本当に助かりました。今後も植物との攻防は続きますが、枝切り鋏を先ず買わないとと思います。

 

教室では猛暑の中、心がスーッとするYさんの絵を拝見出来たのが嬉しく、またブログにアップさせてもらう事にしました。

 

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アーチ造りの石橋に夕陽が照り返して、建物と樹木はブルーと白の寒色だけで描かれました。オレンジとの調和がとても素敵ですね!

白は寒色ではなく、黒と同じで無彩色と言い、温度はないのですが、雪や冬を連想する点で寒色に属すると思われがちです。

こうして並べると、如何にも白は寒色に見えます。

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ところが、黄色と並べると、白は雪ではなく、光の発光の白を連想します。こうなると暖色に属すると感じます。

 

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この様に無彩色や彩度の低いグレー系の色彩は何に隣接させるかにより、寒くも暖かくも感じさせる事が可能です。

理論上、色彩は「色相・彩度・明度」から成り立ちますが、人間の触覚的な感覚をどう突くかによって理論を超えるのです。要は心が乗るかどうかが一番重要だと言うことです。

Yさんの絵は心があるので、大いなる学びが潜んでいます。