水彩画・イラスト教室の会場がいつ閉鎖になってもおかしくない状況になりつつあります。レッスン会場を自宅兼アトリエに移行するために、町屋を総リノベーションした貸家に引越す事になりました。
表から見たら虫籠窓などの町屋独自の意匠をそのまま残しつつも、内部からは採光に優れたはめ殺しの小窓として上手く利用されています。
内装や間取りは全部、現代的に変わっていて、玄関は二階まで吹き抜けです。二階の天井には、ランプが既に付いており、町屋型ホテルの様な仕上がりになっています。
嬉しいのはリビングにある二つの天窓です。瓦の一部を透明な硝子瓦に吹き替えて、真下に明かりを落とす仕掛け。この自然光は屋外で見る色彩の発色を屋内で体感出来る点で、アトリエに相応しいのです。
ネオン色のダウンライトとの調和も時間帯毎に変化するのが、楽しいですね。
もちろん、絵を描く際には夜間でも一定の昼光色を維持するためにLEDライトも使用します。光の色温度は絵描きにとって、本当に慎重な判断が求められます。
これにより、日中に関わらず、夕方や夜間でも希望に応じて個人レッスンを受ける事が可能となります。私は自粛は全くせず、どんどん先に進めて行きます。怖い方は去れば結構です。