アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

便り

当ブログの更新が滞り、絵を一ヶ月以上描かないのに関わらず、不思議なことにアクセス数が返って伸びています。私などの戯言に関心を寄せて頂ける読者の方には感謝申し上げます。

新型コロナウィルスの報道で世間は右往左往だし、もしかして私も活動を自粛しているのかもと思われている読者の方もいるでしょう。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

大変困惑されている方も多いでしょうが、どうか安静とご無事をお祈り申し上げます。私については全く持って元気ですし、決してスランプだったりモチベーションが落ちている訳ではありません。

こういった状況で何かの自己啓発や野望というものを、すべて捨て去ることが今やるべき事だと考えています。絵を描かないのも、きっとその一環なのだと思います。もっとこう描きたいとか、向上心とかではない、そういう自己本位でない次元の価値観を探しているのだろうと想像します。

それから、優先で世界が息を潜める傾向には閉口します。生き切るとはどういう事かという命題を誰も発信しない、そこがいちばん危険な事だと私は思います。

例えば、あと一週間しかがない時に何をするか、思いを巡らせることが求められている、というか気付くチャンスを与えられた思うべきなのです。家族や友人、お世話になって来たまわりの人に何が還元出来るか、もうそれしか一週間で出来る事はないのです。その為に、私はコロナ騒ぎによる自粛とは反比例するように、人と過ごす時間を第一に優先して、惜しむようにその時間を愛おしく共有する事に専念しています。

そして、今年で7年目に入った「水彩画・イラスト教室」は、今の形態を見直して、真に絵を描くことで生き切れることに繋がりそうな方を対象に、そのお手伝いをする主旨に運営方針を変更します。つまりは、暇だから描いていたという人はもう受け付けません。具体案のひとつとして、教室の開講時間を縮小して、より安全な個人レッスン枠を拡充します。

という事で、今回は便りなので、ビジュアルは一切ありませんので、味気なくてすみません😅