アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

抽象画で自画像

怖い映画の様な夢をほぼ毎日見る私ですが、昨晩はその中でも近年のベスト3に入るほどの超怖さ。ひたすら嫌悪し、怯え、恐れたのは覚えていますが、怖すぎて内容がほぼ記憶から飛んでいます。夢から覚めた今だから自分を笑えるものの、げっそりとした目醒めでした😅 

兼ねてから、どうしてこうも毎日怖い夢を見るのか、疲れを引きずって辛いと心療内科の先生にも相談して来ました。しかし、結局は夢の話なので、あまり思い込まずにいる様にとのアドバイスを受けました。抗不安剤睡眠導入剤睡眠薬を服用していますが、効き目としては寝つきが良くなりはしたものの、基本的には怖い夢から免れる事は出来ません。

そもそも人間にとり、恐怖の中でこそ、生き延びたいという生き物の本能が露見するので、ホラー映画なども廃らないのだと思います。ある意味で、毎晩夢で死に物狂いで生き延びる自分と対峙するからこそ、それが反転して穏やかな絵を描く事に繋がっているのかも知れません。写真のネガとポジの関係性と捉えることが出来れば、それも受け容れられる気がします。


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ところが、先週仕事場である出来事が起こってから、神経が過敏になってしまいました。電車や飲食店など公共の場で人が叱責したりする声を耳にすると、夢に似た恐怖感がぐわ〜っと胸を締め付けるのです。今日の教室でも頭が締め付けられる様な苦しみに苛まれて、息苦しくなり、気が付くと無意識にこんな抽象画を描いていました。

これは、絵によって精神の均衡を保とうとしたのだという事が、後で分かりました。これまで教室中にこんなに息苦しくなった事はなかったので、もしかするとパニック発作かも知れません。

そういう事も含めて絵描きとして何か自分が革新できる転機になるのであれば、それはそれで良いと考えます。この絵の一番黒い四角は私。それは直感でわかります。さて、(ここまで書いて寝落ちしたのでおわり)