Hさんとのコラボも板について来たというか、自然体で波長が合う様になるとこまで来ました。もはやどのパートをどちらが描いているのかわからなくなりつつあります。沢山の窓があるピンクの家を描きながら「こんなアットホームな家に住みたいなぁ」と言うHさん。「窓の数は家族の数に見立てられるね〜」と私は思いを伝えました。願いを持つ事が儚くも美しい絵となって昇華された画面になりました。そこには希望が存在します!
星を釣るお爺さんを貼ってと言われましたが、今日は三日月のハンモックで居眠りをしている設定にしました。そこにトナカイでもないイカロスでもない不思議な一頭がやって来ました。全部これらは別の紙に描いてカットして糊付けしています。
この闇夜はホコリ取りのコロコロで絵の具を何層にも重ねて出来ているのですが、下の黄緑が浮き上がったりして、独特の深みを出す事がわかり、二人で感激しました☺️
※部分アップ
私なりに闇夜の魅力を損なわない様な色彩になる様に配慮しました。
次いで私もコロコロを使って画面を塗りたくり、その後に削ってみると、次第に堅牢な象の厚い皮膚が表れて来ました。短絡的にそのままゾウさんを描くことにしました。それで出来たのがこちらです。
私が精神疾患の人が描いた様にしか見えないと言ったら「面白いし、良いじゃないですか!」と言われたので、「ま、いっか」と開き直ることにしたのでした。自己分析したら、この象は孤独で傷ついていますが、どこか生命力に溢れています。それって正に私自身の事だと思ったのでした😅