アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

等身大で足りているなんて

今日は新たな職場に来て、初めてのワークショップをしました。広島県出身のHさんが白を使わない透明水彩でどんな色を魅せてくれるのか、わくわくして臨んだのですが、結果は期待通り!

この原爆ドームは彼の心象・嘆きと希望、そして願いをそれぞれの升目に色でハメ込んだ抽象画の様なテイストです。等身大の素直な表現に触れて、絵はこれで良いという肯定感に満たされました。

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次に描いたのは安芸の宮島ですが、鳥居の朱色と海のフラットな塗りの青のコントラスト。屋根のクレヨンで浮き上がったモスグリーンと紫がかった社殿を引き締める真っ黄色の空。

それに何というフォルムでしょう! 絵画の持つ二次元(平面)という特質をもの凄いバランスで成立させています。

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Hさんは、全く対外的な評価を求めていないらしく、私はただただこれを肯定する役目を担える喜びに浸るばかりでした。本当にありがとう!

今日のワークショップは、私が今後目指して行くべき仕事の方向性に大きな気付きと確信をもらえました。今後もこのボランティアワークショップを続けさせてもらい、どんどん吸収して行きたいですね!