今日は定期的に思い付きで開催している「画家石田泰也の透明水彩画公開制作」で2枚描きました。
白い漆喰の上の漆黒の塔が魅力的な二股の道。二年ぶりにクレヨンを仕掛けてアクセントになる様に仕上げたのですが、間の抜けた感じが出過ぎたなぁと思います。
陽当たりの良い白い家屋の壁を紙残しで放置し切ったのは、結構ストイックでないと出来ないので、評価したいところです。
2枚目はベオグラードでよく見かける築200年程もある石積みのアパルトマンの群れ。建物の中に人の暮らしを込めたと言うより、自分が住んでいる妄想まで入れています。
建物の幾何学的図形を樹木の曲線が切り裂いて、まるで空に根を張る様に広がる。「天地が逆転している」それだけでわくわくします。
公開制作は手本を見るのでなく、如何に描くことが幸せで恵まれているかを放散する企画です。立ち会って頂いた受講生さんありがとうございました😃