こどもアトリエ青のワークショップを明後日に控えて、飛び出すクリスマスカードを試作しました。子供にコツを教えるためには、自分で先に失敗しておくのが一番です。
2つ折りのカードを開くとクリスマスツリー🎄がモコっと立体化して、サンタが足を忍ばせて部屋を出ようとしたその時に、小さな子がロウソクを灯しながらそーっとドアを開けるという一コマです。
ほぼほぼ一枚の紙からシンプルに立体構造を作って、後はペイントしたり、飾り付けをしています。
最近はポップアップカードという、もっと不思議なものが沢山登場していますが、どちらかというと大人向けです。幼児や小学生を対象にした場合は、余白がたっぷりあって、そこに思い思いの発想で描く方が良いと思います。
自分で出来るこの世で最高の仕事は奉仕ではないかと最近思うようになりました。
まだまだ自分の事で精一杯で、少しづつしか出来ませんが、既成概念を打破出来るアートをツールに、時間を忘れる程の楽しさを多くの子供に贈りたいものです。良い子と言われる中には、親から大人の都合や体面を押し付けられて、空気を読む事に長けただけの子供が沢山います。
私が一番抵抗があるのは、受験など、人より先に苦労をしておけば優位になるという教えです。優位に立つとか得をするのが目的という事自体が憐れだと思うんですよね〜
私はそういう風に生きる事はしんどいなぁ〜、という子供の心が開放される時間を提供するのが目標です。明後日のワークショップも良い奉仕になる様に願います。
♯最高の仕事