アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

有言実行

 

作家として錆が出ないために、子供の力を貸してもらって生きています。

ただそれの恩返しのためにこどもアトリエ青を発足させてワークショップや国際交流展示会を実現したい

そう宣言したのが2015年の暮れでした。

 

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この想いは一度も萎えた事がありませんが、一人で実現出来る事ではありません。

日本での去年の交流展示会はセルビアから高校生マテヤ君を招き、イベントまで企画したのにセルビアからの作品が間に合わないという壮絶な挫折を経験しました。

 

今年の8月には、仕切り直してなんとか形にしました。

 

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活動に共鳴した子育てグリームさんとのコラボ企画に発展出来たのも挫折あっての事で、良かった訳です。

 

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そして今日は、遂に2年越しでセルビアでの2回目のワークショップと共に交流展示会を実現しました。

 

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国連小学校2年生のクラスにて

 

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展示は今後も入れ替えて頂き、全作品を展示します。

 

私の想いを理解し、実現に向けて一途に動いて小学校の校長室にまで乗り込んでくれたのは、なんと一昨日19歳になったばかりのマテヤ君(向かって左)でした。

 

タイトルに有言実行と書くと格好いい感じがしますが、実行をするには赤っ恥や、失態がつきものです。

なので、体面を気にせずにどれだけ平気でいられるか。

周りの目にとらわれずに味方や協力者との縁を誘うか。

それに尽きます。

 

今日のワークショップが終わったお昼休みに、2年前にワークショップを受けた今は6年生になったお姉さん、お兄さん達が私に会いに教室に入って来て片付けを手伝い始めました。

 

これは想像もしていないサプライズな出来事でした 😭

そして一人づつ握手して再会の喜びを噛み締めました。

 

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一回のワークショップで世代を超えてお互いの記憶に残るなんて。

本当に会いたかった生徒達。

みんな本当に身体も心も大きく成長してたのですね!

 

人生にこんな嬉しい瞬間があるとは思いませんでした。

一生の宝物のような写真です。