国際水彩画交流展のご案内

セルビアの国際芸術交流協会シロカスターザ主催の公募展MEMORIAL  MBDj 入選作品２５点の巡回展示。日本では２０１４年から８年間継続して開催して来ました。去年は開催自体が危ぶまれたりと、存続の危機に面していましたが、日本は遅れながらも無事に開催出来ました。しかし、残念なことにその後予定していたカナダでの巡回展示は向こうの意向により見合わせる事となったのでした。

そして今年の公募展ですが、なんと応募点数が過去最高に多かったらしく、２５点に絞るのでは勿体ないという事で、２５ｘ２＝５０点が入選作品として選定されることに変更されました。

ヨーロッパでは外出禁止令など日本の緊急事態宣言を遥かに超える厳しいコロナ対策を講じる諸国が多かったせいか、家に引き篭もっている間に作品に向き合う時間が取れたという事かと想像すると、改めて絵(芸術)は人間を救うものだと思わされます。

展示会は５０点をそれぞれ２５点づつに分けて別々の展示会として開催します。９月７日に日本先行で開幕し、もう２５点はセルビアで９月２５日開幕となりました。

日本の「国際水彩画交流展　MEMORIAL MBDj12 watercolor 25x25」公式フライヤーのデザインが上がりましたのでご覧下さい。

　　　　　　　　　　　　　　　　〈表〉

　　　　　　　　　　　　　　　　〈裏〉

通常、この様に全作品のビジュアルを原画を見る前に掲載してしまう事を善としませんが、ほぼ全員の出品作家が展示会に足を運ぶ事が出来ない故に、実感として展示会に参加出来た喜びを感じてもらいたいという会長の意向を反映させた次第です。

一方、セルビアの方で準備中の「MEMORIAL MBDj13 watercolor 25x25 」告知についてはSNSで軽く拡散されています。公式フライヤーはもう直ぐ出来る予定です。

(私の作品はこちらに入っております)

セルビアではオープニングレセプションが行われますが、日本では前回に続いて、私の大切な仲間たちが無償で出演してくれるマジックショー&ライヴが９月１８日にございます。是非こちらもお楽しみ下さい。

急ですが

絵を描かない絵描き生活のまま半年が過ぎようとしています。教室ではレクチャーで描きますが、作品は本当に描いていませんし、個人的にはまだまだそのタイミングではないと判断しています。

しかし、何か言葉を交えたレクチャーではない、本気の絵の作画過程を受講生に見せなければいけないと思えてなりません。

レクチャーはコツやテクニック、ちょっとした理論が先行しがちですが、それは本質ではないという事を伝える必要性を強く感じます。

●絵は心と身体で描くもの。

●絵は自由だと言う事。

●絵は遊びである事。

●私も殆ど失敗ばかりする事。

特にこの辺りの事をダイレクトに伝えるために久々に公開制作をします。風景画、肖像画、ドローイング、イラストレーション、抽象画等を予定しています。

日時：７月２６日(金)１１：００〜１５：００　※参加時間は各自ご自由に

場所：大津市市民活動センター 交流スペース

受講生でなくても参加したい方は歓迎します。もちろん無料です。

                  〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜

この写真は松田優作ごっこで遊んでいる私

と、その私が描いた松田優作のイラストレーション