アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

マザー

お蔭様で色々な方の協力に支えられて、この2ヶ月、自粛を全くせずに、コツコツ・コツコツ動き進めて昨日のプレオープンに漕ぎ着けました。

アトリエ青は、古民家ギャラリー、教室、ワークショップ・シェアスペースであり、住居。

そして、何よりもセルビアの首都ベオグラードにあった仲間の工房Art & Craft が、今春閉鎖されたため、その後を引き継ぐ機能も果たして行きます。私としてはこの5年を総括する空間が出来たように思います。

 

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コラボレーションしているHさんとの原画作品も初めて居場所を得ました。


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私が、数年前に廃業した木工職人Nさんとコラボした机も、これまでで一番いい居場所に収まりました。その奥にはセルビアのランプWindowシリーズが静かに灯ります。

 

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シオミ師匠が懇意にして頂くきっかけになった5年前の作品「帰路 ー太秦天神川ー」を縁側に配置し、師匠を歓迎します。


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私が食事をするテーブルにもセルビアの陶芸を置き、造詣を堪能しながら過ごします。ここもギャラリーの一角です。壁面に私の作品を配置してコラボ。


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玄関には水道メーターの雰囲気に合わせてブリキの郵便受けと銅製の屋号看板を掲げました。

 

そして、誰よりも感謝すべき存在である母親のキルト作品も展示しました。恩義ある人やお世話になっている方は数知れど、母親の作品が私なのだと言う事に対する恩返し試みた次第です。

 

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人は皆、母から生まれた。

そこで、今回の企画は「マザー」と題し、すべての母に捧げます。

 

6月から月に数日、一般公開して行きますので、是非お立ち寄り下さい。