アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

美術館いえ

前回の記事「カウントダウン」から早一週間。遂に一昨日、本格的な引っ越しをしました。家財・生活道具全てを運んだ訳ですが、慌しきことこの上ないです。構想は暮らしながら降りてくるのですが、進めて行く内に、生活とアートが同じ一線上にあると言うことがハッキリとして来ました。

 

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20年間所有しているランプは照明器具メーカーのものですが、底知れぬデザイン性を超えた温もりを感じさせてくれます。これと、例えばセルビアのランプ作家で友人のゾラン・パニッチのランプに何故差を付けなければいけないのか!?

良いものは良い、好きなものは好き。これで一貫している事が素敵じゃないかと思うのです。

 

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私が寝るベッドの側壁にはボサノヴァの生演奏でライブペイントをした「Bossa Wind」が合うと思い、落下して下敷きになろうが、躊躇せず展示しました。展示というより、あるという感じがぴったり来ます。

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そこにあると良いなぁ〜という直感だけが頼りです。

 

ギャラリーとワークショップスペースには、木工職人とコラボした柳の木で出来た椅子をアクセントに置いてみました。

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20年近く前に作ったのですが、これも作品であり、道具でもあります。ここにあるのが心地良いと思いました。

 

京都駅に「美術館えき」というのがありまして、なかなかな好企画を開催してくれます。アトリエ青は私設の「美術館いえ」だなぁと独りごちたのでした。

プレオープンまで、残り4日。愉しみながら作業は正念場を迎えます。