BAR MUSiCA TIO で26日にマジック、音楽、トーク、なんでもありの何とも表現しようがないイベントが、昨晩終わりました。これぞシ・オ・ミ師匠の真骨頂! 予測不能のハプニングの連鎖。
これら時間の全てが、フェリー二の映画の人間群像の様を呈した人間愛に満ちたパフォーマンスとなってしまう凄さに今回も圧倒されっ放しでした。誰にも真似が出来ません。
こうしていくら書いたところで、全く何やら意味が伝わらないのが、もどかしくもあり、嬉しいのです。中でちゃっかり私の役目も与えて頂きました事に心から感謝致します。師匠ありがとうございます。
京都の伝説的なホームレスであり、私も少年時代に何度か遭遇した通称「河原町のジュリー」を描いて、彼を讃えました。蔑まされて、疎ましく思われる存在であった一人のホームレスは果たして、本当に気の毒な境遇にいたのでしょうか? その問いかけ、世間の蔑む目線や優生意識にこそ、実際にところ程度が低く、品位に欠けた人間性があるという師匠の解釈を、私なりの表現として昇華しました。
友人でもある腹話術パフォーマー、ニッシャンとその相棒である太郎君と一緒にいられる幸福。太郎君は写真でわかるように(わからないかも知れませんが)仲間の一人として生きた存在になっているのです。それほど、ニッシャンによって愛を吹き込まれているのです。
最後は一癖も二癖もある出演者さんたちとパチリ。全員が師匠を慕う仲間たちというのも凄い!
夜勤明けの私にとって、本当の仕事はこの時間だったのでした。