アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

珍しく習作を描いた

今日の教室も絵を生き甲斐にしたいという受講生がぶっ通しで4時間頑張りました。私の母親より歳上の方ですので頭が下がります。レクチャーも真剣に聴いて下さり、新しい引き出しを作っていく喜びに満面の笑顔で楽しいですと仰ったのが印象的でした。

例によってレクチャーしたら間髪入れず自分の習作を描きました。窓辺で物想いに耽る少女。久々にこれは描きたいと思う人物写真と出逢いました!  本画はもっと透明感を出して行かねばと、大きな課題を自分に課せました。普段は習作→本画といった手順を踏まずに、いきなりぶっつけで描くタイプですが、何故かこの少女については、悩ましてもらえそうな気がしています。

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続いて、絵の具なしで描くドローイングの面白さもお伝えしたいと思い、ぱっぱと描きました。線そのものがもつ悦楽を存分に使い放題使ってみました。私はこういったフォルムが楽しい建築や風景を好みますが、具象的なモチーフであっても線が具象表現の犠牲(説明的描写)にならずに、自由気ままに動いている風に描くことがドローイングの一番の魅力かと思います。

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このモチーフは、いづれ透明水彩でも描きたいと思います。