アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

負荷

前回に続いて、中目の質の悪い昔の水彩紙の調子試し2枚目。なんと言うことのない買い物客が行き交うセルビアのスーパーマーケットの店先。先ず手固く下描きを兼ねてグリーンの水性ペンを多用してドローイング。水に滲めばエメラルドグリーンが発色するので、それを楽しもうと考えました。写真は上げていないですが、この後焦茶で石畳のラインを遊び感覚で加えたり、ブルーや赤も少しアクセントに使いました。

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そして着色。調子を変えて3パターンの赤を塗り分けるのに水性ペンの赤の手を借りました。インクの発色が透明水彩に合わさるとよりビビットな発色になります。しかし、ちょっと発色が強過ぎた感があります😅

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肝心の水彩紙の使い心地は、やはり悪いです。マットなペタ〜とした感じになり易いですね。このストレスをマラソンランナーが酸素の薄い高地でトレーニングをする様に、自分への負荷だと考えれば都合はいいです。描きがってが悪いと言うことは、より高度な技術を要求されるので、まだまだ描き続けてみます。