水性ペンと水彩画の共存をシリーズで描いていますが、今日は水性ペンによるドローイングのままのところと、水のみを使って筆で触った箇所で成立させてみました。こげ茶の水性ペンから水で引き出される色合いだけでもモノトーンとは思えない色んな調子が出ます。そう感じるのは線があるからでしょう。これを無理矢理名付けるとすれば、お焦げ画というのがぴたっと来ます😅
焦げたトーストにバターを塗る感覚にそっくりだからです。
それにしてもこの絵は垂直線が多過ぎる点がなんとも頂けません。奥の三角のホテルを活かし、且つ日よけテントのスロープで遊ぶ為にそうしたのですが、我ながら腑に落ちず課題を残しました。
額と藤色のマットが手に入ったので、それに合わせて単色で描いてみようとしたのが、そもそものきっかけだと気が付きました😅 紫に反応して補色の黄色を感じさせるところを狙っていたのです。額装してから思い出す始末ですが、上の画像とはころっと印象が変わって見えると思います。
また余談ですが、こげ茶のペンではなくカラフルな色のペンで同様に絵の具を使わずに描いた場合を想定して、お焦げ画ではなくジャムバター画という名称が浮かんできました。青ならブルーベリー、赤はイチゴなど適当に当てはめればいい訳です。ジャムバター画を描くかどうかはわかりませんが☺️