15日に開幕した展示会では、残り2名の参加者が無事に搬入を終え、全員の作品が並びました。
でもこれで終わらないのが私流。今日も私の作品を一点追加しました。そして18日には更に今日仕上げた新作に差し替えます。
先日も描いたブダペストの夕景にサイズをアップして再び着手しました。水性ペンを3色使って色の印象をもっと出そうと思いました。しかし、一回描いたものは、空間認識に対して奢りが出てしまいます。それで全てが破綻してしまいました。
ここから巻き返すというより、恥ずかしくても初心に帰って泥臭く仕上げる決意。泥臭くというのは、手段を選ばず、使える手は全てなりふり構わず使う気で描くという事です。あと滲み・白起こし・洗いなど反則ではないけれどあまりしたくない技法を駆使して完成!
泥臭くても未完成感は大事。そこは非常に難しいです。展示会は静止した感じがあるかと思いますが、私の場合は終始未完成。ライヴであり生ものなのです。是非原画をご覧下さい。