前回投稿と同日に描いた半分やる気のない絵。でも決して嫌々描くのではなく、気負いがほぼない状態として気だるい気分を上手く利用する。
この絵は寒色と暖色のハーモニーになったと思います。女性が真ん中に突っ立っていますが、鑑賞者は男性であってもこの女性に同調します。そういうのも絵画鑑賞の面白さかも知れません。
ロシアの映画作家アレクサンドル・ソクーロフの映画の様な空気感をまとっています。そもそもソクーロフの映画が好きな理由は幻想的な空気感ですから、この絵はそれをリスペクトしているに過ぎません。今日は微睡みの中にいながら夜勤の職場にいますが、ずっと絵を描いてそのまま寝ます。