アトリエ青 Art Studio Blue

画家・アートディレクター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

今日の二枚

何も描きたくなくて涼しい部屋で映画だけを観たい気分が続いています。ところが、そんな夢の様な生活はなかなか出来ないものですね。映画を観るといっても私は元々映写技師でしたから、演出や物語・脚本・演技よりも撮影や照明などフィルム芸術としての要素に着目する傾向が強いです。

メジャーとマイナーや、娯楽と芸術という垣根はなのですが、どちらにせよ撮影が駄目なら直ぐに観るのをやめてしまいます。たまに撮影は凄いけれど、演出が最悪という映画に出会いますが、その場合、相当しんどいですが勉強の為に観ます😆

次のドローイングは照明を意識しました。中央の人物が歩いて来るに従い、影が変化する気配を描きたかったのです。

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次も水面だけは動いているように撮影する気分で描きました。実は今までやっていない事をしています。透明水彩絵の具を一滴も使っていないのです。水性ペンでドローイングしてから水で紙の上で溶かしたり、そこにまたペンを重ねたりしています。こういう既存の技法があるのかないのかは、問題ではありません。

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建物のフォルムなど描写が下手くそに見える事を優先しました。先のドローイングは達者な感じがしますが、こちらはどことなく頼りなく、弱い感じです。しかし、そこに味があると思います。透明水彩を使うと直ぐに強い画面になりますが、だからどうだという風に思っていたので、今後もこの技法は使っていきたいですね!

この絵ではもう一つ今までやっていないことがあります。紙は水彩用紙ではなく、100均で売ってる四つ切り5枚セットの画用紙です。子供のワークショップでよく使うのですが、これを半分の八つ切りに切って使っていますので、10円ですね(≧∀≦)