今日の日中は左程暑くなく、汗が流れない状態で久々に教室が開講出来ました。受講生さんの和気あいあいとした和みムードのお蔭も相まって、昼休み中に２枚描けました。気負わず描く事を意識した時点で気負ってしまうものですが、人と話したりしながら描くといい塩梅に自然な抜け感が出ます。
窓枠が垂直でなくて段違いになっているところが好ましいです。
この人物スケッチは、窓外の光に照らされて陰影で室内が出来上がる風にしました。
どこもかしこもが未完成というのが好ましいですね。「未完成」は「成熟」や「完成」の対語の様に思われがちですが、補完作業は鑑賞者自身に委ねるので、能動的に絵画を鑑賞する上で、重要な要素だと考えています。一言で言うと余裕だと思います。
１２０%やる事を知ったら８０%で止める事をしてみましょう！
