アトリエ青 Art Studio Blue

画家・アートディレクター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

一貫性がないかも知れない話

「果報は寝て待て」や「なる様になる」ということわざをスタートラインで期待する場合があります。でもそれはムシが良過ぎますよね〜。地面を耕して、種を蒔いて、立ちはだかる災いに立ち向かい、あきらめずに地道な積み重ねをし続けた先の天命を待つ頃合いで、ようやく使える希望の言葉かと思います。期待でなく希望というところが大きく違います。「期待を裏切られた。」とよく言いますが、期待は脆いのです。「希望を裏切られた。」とは言いません。希望は自分が抱くものだから、さじ加減は人それぞれでいい訳です。ここで問題になるのは、ではどこで天命を待つ頃合いかを判断するか⁉️ですが、これに関してはリアルタイムではなく何となく後で「あの時だったんだ!」とわかる程度で良い様に思えます。つまり目的に対しての結果論で良いのではと思います。だからひたすら努力しなくても、地道に続ける中でお楽しみコーナーを用意するのが秘訣かもです。人からは苦労に見えても、本人は至ってちゃっかり楽しんでやっている場合があります。そうでないと時間や場所を共有させられている方もしんどいですよね。

去年がむしゃらにベオグラードの小学校2年生のクラスでワークショップをした時がそうでした。子供の為になるから意義があるんだと主張しました。自分に対しての過信がありました。

f:id:IshidayasunariART:20180805021250p:image

f:id:IshidayasunariART:20180805021305p:image

細々と国際交流展示を実現したまでは良いのですが、その時に自己満足だなぁ〜と思ったのです。

それよりも前回のワークショップを受けた大きくなった6年生のこの子達が2年生が散らかし放題にした机や椅子を黙々と雑巾がけして、整列する姿を見た時に、そういう事だったんだと合点が行ったのです!

f:id:IshidayasunariART:20180805021320p:image

その光景はただただ当然の様に低学年の世話をする。自分たちもそうしてもらったから、そうするだけ。なのに、私にはその無欲さから大いに教えられたのです。この時の気付きは、ここ数年で一番記憶に焼き付いています。

今日は敬愛するシ・オ・ミ師匠の夏まつり営業に同行させて頂いて、ひたすら礼節の重要性を学びました。百戦錬磨の舞台を踏んでおられる師匠ですが、舞台設営にプロが関わっていない場での営業なので、夜になってもまともな照明がなく、マジックショーが成立していないに関わらず、自助努力でやり切られました。ベストパフォーマンスが出来る訳がないのに、諦めない姿に感動させられました。

f:id:IshidayasunariART:20180805022938j:image

そして「今日はお世話になります。宜しくお願い致します。」「ありがとうございます。」出会う関係者には大きな声できっちり挨拶を言い切り、お辞儀をする。終わったら「お世話になりました。ありがとうございました。」で場を去る。54歳にして、徹底して全ての方にペーペーになって先に頭を下げることの大事さを学ばせて頂きました。何より師匠がそれを遂行するのですから、同行している私はそれ以上にするのが当たり前の世界❗️  画家とは何の関係もない一連の出来事ですが、もっと勉強せよという教えをもらえる最高の機会であり、救いなのです。