アトリエ青 Art Studio Blue

画家・アートディレクター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

早描きとおっとり描き

今年だけで、90枚以上描いたのですが、描くスピードがかなり早いので、決して一日中描いているという事はありません。また頑張るとか努力はしていません。画家としてそれが作品に出るというのは非常に悪い事なので避けたいです。ただただ楽しく、無心で描いた。そういうものが定着するのが好ましいです。

しかし、それが実は一番難しいのです。絵を描く時に努力していませんが、日常生活で大変な努力をしているつもりです。理想はそういう事も全て努力していない様に感じる境地に行くことですが、死ぬまでには無理ですね😅

これはスケッチ的に描いたもの。筆の一本のラインで事物を捉える様に意識しています。所要時間は15分くらいです。

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スケッチなので、これぐらい引いて見ないと絵に見えないので加工しました。

一方のこちらはおっとりと描いています。透明水彩はウェットな内に仕掛けるのが、勝負みたいなところがあります。しかし、それを器用にすると、テクニック凄いなぁ〜とか、感心されるだけです。乾燥したら乾燥したで実は何とでもなるのが本当です。それを知るには300枚描くだけです。

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これは途中で止まりながら90分くらいかけました。

肝心なのは予定調和にならない事。それは退屈極まりないです。革新の気配がないからです。多くの水彩画愛好家がこの落とし穴にはまっています。安心と予定調和は少し似ていますが、それでは画家になれません。