暑がりで夏が大嫌いな私にとって、この時期はとても過ごしやすく、寝心地が良すぎて布団から出られません😅
今日は子供のワークショップの打ち合わせでカフェで友人と5時間楽しい時間を過ごしてから、2枚の水彩画を描きました。
下手に描くことを意識して、気の赴くまま家屋と小屋に挟まれた遠景を捉えました。構図のバランスを悪くし、物質を描く事の希薄さに執着しました。
特に地面は色彩だけで草だとわかるので、筆跡なのか草なのか不明にする事で居心地悪くしました。ただ向こうの家屋などは遠近感が出てしまい、結構鑑賞に耐えられてしまうので不満です。
次にもっと無茶苦茶に誰もがコメントに困るように描きました。
空気感を非現実的にするのと、パースを全部おかしくする事にこだわりました。
建物の構造や個性を埋没させる事で絵描きのパッションしか残らないように描けた気がします。いい絵かどうかは日が経つにつれて判別できますが、面白い絵です。
一般受けしないこういう作画行為こそが、絵描きの仕事の本質だと思います。
固定観念に波紋を投げかけ、自分自身も溺れるか泳ぎ切るか、そういう危険な賭けのような事をしないとぬるま湯に浸かって駄目になります。
♯面白い絵