アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

気の抜けた絵

 

今日は2枚描きました。午後に散策したベオグラードの下り坂。アパートの上をかすめてゼムンの眺めが見える。私にとって坂 は透視図法が崩れるところが魅力です。

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もう一枚はチュミチ村で訪れた廃校横の広場。鉄塔や電柱は自然と調和させるのが難しいですが、有機的に描けば馴染みます。

 

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有機的に描くって、意味が分からないと思われるでしょう。そこに人の営みを想う事で自ずと有機的になります。要は描き手の解釈次第だという事です。

「気の抜けた絵」という今日のタイトルは、作家性を出すなどの気負いがないという事であり、腑抜けの絵とは違います。自我がモチーフと同化して、向こう(風景)が私に描かせたという事です。これまた意味不明で難解に思われるかも😅

自分でもよくわからなくなって来たので、今日はこの辺で (*'▽'*)