23日は、シャンソンコンサートに舞台美術・画家として出演しました。
一枚の水彩画「人生の日時計」を譜面台におき、セルビアの日常的な時間の流れをほぼ即興で語るという7分間の時間を頂戴しました。
一期一会のライブなので、エッセイの内容は書きません。
ここにわざわざ足を運んで頂いて時間を共有した方々だけが、聞き入るものを目指しました。
盟友ゾラン・パニッチのランプを舞台美術として配置し、壁には晩秋のヨーロッパの風景を中心に展示をしました。
シャンソンとマジックで90分のステージ。
最後はスカイプラザ浜大津のスタッフさんも出演者と一緒にスナップを撮りました。
私達は日頃から大津のアートシーンの革新を静かな志しを持って臨んでいます。
淡々として落ち着いた大人なひと時の中に凄まじい想いを隠しています。
それを何気に感じて、味わって頂けたのは良かったですが、一部のお客さんはパフォーマンス中に周りの迷惑を顧みず私語を発するなど、マナーの悪さで辟易しました。
あくまで私は特別に枠を用意して頂いた立場ですが、もしプロデューサーだったならつまみ出していたと思います。そういうパフォーマーの渾身の空間を破壊する行為があった事は無念です。
聴こえていないと思っているのだと思っての事でしょうが、ボソボソ声は全員に聞こえるんです。
そういう敵意のない無神経は必ずアーティストには付きまといます。
気持ちを切り替えて、私の展示作品は「画家 石田泰也とセルビアの仲間たち」というタイトルで今月一杯は展示しております。スカイプラザ浜大津にお問い合わせの上、入場可能時間などご確認の上、お越し下さい。
♯画家のエッセイ ♯セルビアランプ ♯画家石田泰也展示会