セルビアでは、本当に多くの人が公園やカフェのベンチで寛いでいます。
老若男女問わず、赤ちゃんを連れたマムやダッドも同じくです。
日本人の様に時間をやり過ごしてる感や、営業の休憩という人はまずいません。
そんな日常的な風景が一番絵になるというのも、有り難い事です。
私がサヴァ大聖堂の公園のベンチで煙草を吹かしていると、目の前に杖をついたひとりの老女が腰掛けました。西陽が長い影を引っ張った様をみて、人生の日時計の様に感じたのです。
お爺さんの様になってしまいましたが、お婆さんです😆
100年で一周する様なゆっくりとした歩みを刻む日時計でした。
公園は愛犬家も沢山います。
大の犬好きながら、貸家のために飼えない環境にいる私ですが、犬の散歩を羨ましく眺める癖があります。よく見たらベンチの婦人の後ろにももう一匹のワンコがいて、それがかくれんぼの様で微笑ましく思いました。