琵琶湖の離れ島沖島での文化祭で唐突にトークをすると仰る師匠。
流石の私もなんの予告もなく、舞台に上がるというのは焦りました。
しかし、そこが新たな経験! エキサイティングなのです。
師匠からのお題は文化について、セルビアの子供と滋賀の子供をワークショップを通じて何を感じたか?矢継ぎ早に質問が飛んで来ました。
これら文化祭の作品を興味深く拝見していたので、出たとこ勝負で自分の想いを語るしかない。
そう思った私は、セルビアの子供美術教室で絵を描く事を禁じられた家庭で幼少時を過ごした子供との出会い。アートは人間の豊かな人格形成に役立つので、ぜひ学校でも積極的に取り入れて欲しいという事を訴えました。
受験至上主義で、音楽や図工・美術の時間を削っている小中学校が増えているが、誤りだと伝えました。
その後は師匠のマジックのようなものという、独特のステージで会場はさらに奇妙な雰囲気に(*≧∀≦*)
沖島は地元の小学生がたった2人らしいのですが、近江八幡や守山などから船を使って通学している児童が15名もいるそうです。
普通は逆だと思いますが、それだけ県をあげてこの島の文化や生活を保存することに力を注いでいるという事ですね。
地場産業はほぼ漁業のみという独自の生活スタイルに溶け込んで学校に通う子供らが、なんだか羨ましく思えました。
私達は貴重な体験を共有して島を去ったのです。