ベオグラードを発つ前にどうしても、今の自分がどんな絵を描くのかを確かめたくての一枚。
ホステルで早く荷造りせねばならない焦りの傍で一気に描き上げました。
もはや建築を描こうとする意思はほぼなくなり、かといって記憶や心象でもない感情のリアルが叩き付けられた絵を見ました。
透明水彩とかガッシュとか油彩とかの垣根もどうでもよく、説明も最小限。
これを一番早く見せたいのは日本で帰りを待って下さっているシ・オ・ミ師匠ですね!
師匠は、絵が入ってくるか否かだけで作品に対峙して頂ける稀有な存在。
これが一ヶ月の海外修行の報告と受け取って頂けるなら、もう言葉はほぼ要りません。
どんな風にご覧になって頂けるかなぁ〜
そう思うと、少しは気が紛れて眠れそうです。
4つの講座合わせて30名以上いる私の教室の受講生の皆さんにも、長い間ご迷惑をお掛けしております。11月から全ての講座が復帰しますので、今まで以上の何かがお伝え出来ればと思います。