私の右腕として本当によく活躍してくれるマテヤ君が、今年卒業したばかりの中学校で書道のワークショップをセッティングしてくれました。
彼が4年間お世話になった日本語学科の担任マルガレータ先生には、気が向いたらいつでも話をしに行けるとのこと。そのフレンドリーさに、卒業したら同窓会で会うか会わない日本との違いを痛切に感じました。
またセルビアでは、高校は厳密にはなく、中学校は4年制、小学校は8年制でトータルで日本と同じになります。つまり中学校を卒業したマテヤ君は今、大学生という訳です。
それについてはマテヤ君の日本語ブログをお読み下さい。
http://ameblo.jp/mateyann/entry-12297325421.html?frm_src=favoritemail
私は小学生から高校までの10年間、習字を習っていました。
書道そのものはブランクが40年程あるのですが、筆を立てて使う事に関しては透明水彩も同じなので特に違和感はありません。
いつもの事ながら、その場の空気で内容を決めるいい加減さが売りの私のワークショップ。
日本の100円ショップで揃えた道具持参で、一時限40分間の授業を1年生と4年生対象にしました。
1年生は平仮名を覚えたて程度らしいので、カタカナで自分の名前を書く事に。
4年生は、流石にさらりと日本語を使いこなしますし、好きな漢字を書いてもらう事にしました。
背すじを伸ばして心静めて呼吸を吸うタイミングまで意識してみましょうとレクチャーすると、みんなきちんとしました。
勝・花・夢・守・後 など自由に書いているので、私は払いやとめ、などどこで使えば良いのかを少し補足しました。
まあ、そんなことより墨で白い半紙に書く行為そのものがエキサイティングだったなら良いと思います。
白い半紙の余白は間なので、そこを何処に取るのかなどの説明は興味深く聞いてくれて楽しい時間でした。
♯セルビア中学校 ♯書道ワークショップ