色々感じながら暮らしていると負の感情に支配されることもあります。
最近一番残念な思いをしたのは、閉幕した日本巡回展を開催しても出品者が観にも来ないという事です。
展示会には準備から搬入・搬出・広報・受付などあらゆる活動が付随するのですが、それらは各自の自発性に任せています。
しかし、観に来ないというのは、意味がわかりませんし、自分の為になりません。
それぞれの事情があるくらいは知っていますが、行かないといけないのではなく、行きたいという衝動で動けないのが切ないです。
プロデューサーである私の顔を立てるとかでなく、喜びから動かないと出展した意味がないです。
しかし、これらは私の期待です。
希望は持つべきですが、期待をしたらこの様にストレスなります。
こういう気疲れが蓄積しない様にプロデューサーをやり切る事が出来るのかどうか、今の私にはわかりません。
ただ、私は観たことのない景色を見る事が出来るので、臆せずやり続けるでしょう。
ゼムンのドナウ川のほとりを描きましたが、白に死の予感を感じる絵になりました。
樹々もまるで白い骨の様です。これが今日の心象風景ですね。