発酵する様に描いた前回の後は、まぼろしの様な浮遊感が襲って来ました。
その気分のまま2枚描きました。
空を下描きみたいに塗り残したり、道路や建物の壁などを影だけ描いたり。
これは着彩しながら、絵画が消えて行く様な儚さを感じます。
描きながら消去する。
次いでこちらは以前にも描いたカルメグダン城址公園の眺めです。
迷いが出て、何がしたいのかわからないまま筆を置きました。
まあ、疲れてしまったのだと思いますが、このモチーフは何故か難しいです。
画面左のカップルの描写は何か新鮮なものを掴んだ気がします。
クールダウンで描いたので、気が抜けたのもありです。
全体にサラ〜と描けないのは、いづれ描けると楽しみが先送りされたと思うようにしてます。