今日もノヴィ・サドを描きました。
発光でも反射でもなく、画面が発酵した様に描きたいという思い。
それは人はもちろん、自然界のカビや菌なども光の中や陰でうごめいている感じです。
いい景観を描くと観光写真になりますが、それは一番陥ってはいけないこと。
発酵は、ロシアの映画監督アレクサンドル・ソクーロフの作品に顕著に見られる現象です。
長年アート系映画館業界で映写技師をしていたキャリアから、絵画より映画からインスパイヤされる事が多いです。
絵の具の滲みは乾いても湿った感じを出せます。
これは透明水彩ならではですね!