今年は200枚は最低でも描きたいと思っていますが、現時点で104枚です。
没にした物を含めると150枚くらいかな?
そこから気ままに選別して展示会に陳列します。
描くことは昔の様に産み出す感じではなく、生き方の原理によりいつでも描ける用意があります。
描かずにいられないだけで、全く頑張ってはいません。
この絵は、横幅70cm程度と案外大きいサイズですが、透明水彩としては大失敗です。
何故なら白絵の具で補修し過ぎた結果、印象派の油彩画のテイストになってしまったからです。
そこで、白絵の具を一切使わない強い気持ちで描いてみました。
これも同じサイズですが、徹底した紙残しによる白にこだわりました。
完成品がこちらです。
画面構成上、重要なポイントになる走る車が一番破綻していますが、全体としてはまあまあ及第点です。
沢山の枚数を描くのは、失敗と反省、発見を繰り返す為の手段です。
200枚を描いたとして、良い作品50枚と駄目な作品150枚くらいが妥当です。
良いものだけを描くのは不可能です。