前々回の記事で「比良の暮雪」をモチーフにした作品が腑に落ちなくて
格闘している様をご紹介しましたが、一応決着しました。
もはや全てはなりゆき任せの滲みを誘導しました。
描写仕切る前に手を止めて、画面下の葦(よし)に日が当たり発光している箇所と画面上に踊る暮雪の白さを対決させました。
葦は筆のお尻で削ってわび感というか、枯れた質感を出して地面を省略しました。
こういう簡単なモチーフほど、ありきたりでない様に描くことが難しいという事を思い知る今回の挑戦でした。
明日には納品します!