先週のイベントでの渾身のパフォーマンスから精神状態が熱いままになってしまってます。
絵本にする構想は維持しつつ、一旦別の方に振り切りたい想いが強いです。
そもそもこのブログは作品の画像アップを楽しみにして頂いている多くの読者の方に支えられている事はわかっており、とても励まされていますが、一方でこういうコンディション時にはなかなか届けられないジレンマがありますね。
今日の一枚はある映画のワンカットを絵に起こしました。
2010年頃に公開されたカントリー・シンガーの人生をさらりと描いた「クレイジーハート」
主演のジェフ・ブリッジスは格好いいのか悪いのかわからないけど、人間臭さを体現する凄い役者です。
この映画のDVDを貸して頂いたので昨晩リラックス気分で再生したのが間違い。
リラックスどころか、精神をボロ雑巾の様に絞られてしまい、映画で初めて嗚咽が堪え切れなくなって、泣き崩れながら観ました。
おすすめ映画のコラムを書くつもりはないのです。
それどころか、私は芸術というものは万人に均一に何かが届くとは決して思っていません。
この映画は本当に説明はしないし、即物的な描写に徹してるので受け止め方次第で何も伝わらない方も多いと思います。
それで良いのだと思います。
私のアートもそういう風な姿勢でやっていますから。
とりあえず、観てから頭の中を反芻し続けるので、吐き出してしまうために描いてみました。
本当は呑み込んでしまえれば理想なのですが、貸してくれた方がこの絵を観て何を語るかが楽しみです。
きっとこれを貸してくれたのには深い意味があるに違いありません😂