景観の中の人物は動きや空気などの躍動感を出したり、逆に鑑賞者自身を投影する仕掛けとして描くことは多いです。
ところが肖像として見つめる対象になった途端にハードルが上がります。
これは、複雑な表情筋などにより醸し出す情緒や感情が絡んでいるからです。
また、少しのバランスの狂いで寄り目になったり、笑顔が怒ってる様にさえ見えます。
風景は大概のものを自己流に心象として解釈し直して、ドラマ化したり出来る様になりましたが、そろそろ人物もそう言う風に描ける様になりたいと思います。
今日の一枚は、そんな修行の一歩です。
対象に振り回されて必死に描いていますね〜 😂
先は長そうです。