紙の白にこだわってますが、紙の白を潰してしまった時にそれを再生すること限定で白絵の具を使うとどうなるかを敢えてやってみました。
彩度を落とすため、決して色に混ぜる事はしません。
どこが紙で、どこが白絵の具か判然としないのがキモです。
こういう夜景の場合は街灯や遠景のネオンなどに少しあしらうと効果的です。
この絵のみ、一部に黄色を少し混ぜました。
やり過ぎるとアクリルやガッシュの様になり、滲みと調和しません。
女性に逆光気味に当たる光もほぼ紙残しで、細かいところに白を刺しています。
透明水彩は原則白を使いませんが、紙に見えればありです。