昨日は京都駅に隣接する伊勢丹の中にある 美術館えき で開催中の『ART X 絵本』展を楽しんで来ました。
国内外の14作家の絵本の原画をかいつまんで展示してあり、原画でしか伝わらない迫力を味わいました。
※フライヤーの表と裏です。
画風がラフであろうが端正であろうが、やはり半端ない集中力で描かれているところが泣けました。
肩の力を入れるのと集中力の違いを見せつけられて良い勉強になりました。
どの作家も気負わずこだわりを突き詰めた世界観を懇切丁寧に具現化する事に全神経を傾けてられています。
僕も画家だから判るのですが、それを連作するには途方もない根気と情熱を維持しなければならず、敬服するばかりでした。
根を詰めた事をアピールするのは比較的簡単ですが、大抵息が詰まります。
その点、当たり前の様に妥協を許さない姿勢は、作家として厳しく人には優しいのだなぁ〜と感じました。今の自分に足りない部分かと反省しました。
折角なので、中で気に入った「よだかの星」を一冊買って帰りました。
この2枚は原画を拝見出来たので感無量です。
僕自身、絵本の仕事もしたいと考えているので、それに展開しそうなこんな絵も結構描いています。
「夢のスキマ」
「焼きイモが出来るまで」
「おじいさん、まだぁ?」
「月取りゲーム」
絵本の1ページの様なものを意識して描いた作品ですが、前後の話はありません(笑)
気持ちに余裕を持って膨らませれば形になりそうな気はしています。
『ART X 絵本』展、ご興味のある方は是非、ご覧下さいね!