アトリエ青 Art Studio Blue

画家・アートディレクター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

watercolor paints 水彩画

禁断の白

透明水彩は紙を残して白を表現しますが、今日は乳白色のトーンになったので、仕上げに白絵の具を使いました。水性ペン、サンドウィッチ水彩、ガッシュなど行き当たりばったりで工程に取り入れてみました。 チェアーの脚や背もたれに何気にペンを入れるのが、…

実験作品3枚

自立援助ホームの夜勤明けで仲間と合流してお茶をし、昼ご飯を食べました。この時間が私にとって一番大事な時間です。その後、びわ湖畔で歌を唄ってライヴ本番に備えました。練習はあと何回かしようという事になりました。 仲間と夕方まで過ごして帰宅しシャ…

魔が差して

何かが出来たら破壊するというのは、普遍的な行為だと思います。昨夜突き抜けた作品が出来たので、今日は水彩画教室中にも関わらず、破壊衝動が抑えられずに一枚描きました。ついつい魔が差しました。暴れたり暴言を吐く訳ではないので誤解のない様に。教室…

抜けた感じ

これまで何度も描いて来たセルビアの「ノヴィ・サドの教会」をサンドウィッチ水彩で取り組んでみました。これはなかなかユニークな画面! 抜けた感じですが、抜け感とは違います。突き抜けたという事です。 似たものを二度とは描けない一回生があります。1…

ピカソ効果

一昨日パブロ・ピカソ版画展を鑑賞しただけで、創作が止まりません。真似とかではなく、ピカソの喜んで描くオーラが身体に入ったのです。優れたアートは、ダイレクトに心を揺さぶりますね! 兼ねてから私の風景画はいつか抽象画になって行くだろうと思ってい…

サンドウィッチ水彩

水性ペンと水彩の共存シリーズから派生したサンドウィッチ水彩とは一体なんぞや!? という事ですが、紙がパンだとすれば密着させた絵の具は具材という意味で例えた次第です。 工程は、着彩が乾かぬ内に別に着彩した水彩紙をペタッと貼って版画の要領でこす…

人物イラスト

先日ご案内したコンサートでの「一夜だけの個展」 http://yasunariart.hatenablog.com/entry/2018/08/25/231257 ここでのマジックショーと即興音楽のコラボレーションに私のイラストを使いたいと、制作のご依頼を受けました。とあるマジシャンに捧ぐパフォー…

コラージュ絵画

「フェリーニのローマ」を見て欲しいというつぶやきをしたら、今度は描きたくなりました。ネットで出て来た撮影風景などを2枚の写真を一枚の水彩画としてコラージュしました。通常コラージュというのは、印刷物をハサミで切って貼り付ける事で異化効果を狙…

一人称と三人称

かれこれ2週間、教室のレクチャーや子供ワークショップ以外では絵の具を使わず、僅かなひとりの時間は映画を観て過ごしています。中でも「フェリーニのローマ」の2K修復版ブルーレイを手に入れて、改めてその革新的な映画づくりの姿勢に感服したのでした…

高揚と紅葉

我ながら暴力的な衝動に駆られた絵を描いてしまいました。静謐な画面が相応しいモチーフですが、高揚感や不安がそれを覆っています。滲み誘導のみでタッチを排除したのもそのせいですが、破綻しています。でも大したことではありません。そんな中で屋根の勾…

今日の二枚

何も描きたくなくて涼しい部屋で映画だけを観たい気分が続いています。ところが、そんな夢の様な生活はなかなか出来ないものですね。映画を観るといっても私は元々映写技師でしたから、演出や物語・脚本・演技よりも撮影や照明などフィルム芸術としての要素…

80%の余裕

今日の日中は左程暑くなく、汗が流れない状態で久々に教室が開講出来ました。受講生さんの和気あいあいとした和みムードのお蔭も相まって、昼休み中に2枚描けました。気負わず描く事を意識した時点で気負ってしまうものですが、人と話したりしながら描くと…

風化した軽さ

ずっと続けている水性ペンと水彩の共存シリーズ。セルビアの田舎の典型的な古い家屋。煙突は何回描いても飽きません! この絵は構図的にも特に変わったところがなく、これがポイントというものがないのですが、逆に言えばどれも外せない。全てが等価に存在し…

申し上げます

先の投稿では涼感のある絵を描きましたが、今度は初秋の気配を漂わすことで、季節感をひとっ飛び。秋に希望を託して今を乗り切る気分です! セルビアの首都ベオグラードの聖サワ大聖堂。昨年はこの距離でテラスから見えるホテルに滞在しました。そして毎日こ…

暑中お見舞い

読者の皆さま、暑中お見舞い申し上げます。 天気予報では「熱中症の危険が高いため、出来るだけ出掛かないで下さい。」と言いますが、現実はそんな訳には行く筈もなく しかし、本当に死の危険を感じる酷暑ですので、ご自愛下さい。今日は涼を取れる様なタッ…

真面目は自慢にならない

変化球的なライティングで満たされたフランスかどこかのカフェ。色彩的には面白いバランスが出ましたが、描写がプロっぽいというのは合点がいきません。水性ペンでドローイングをする段階で、対象を捉えすぎてしまい、結果真面目になってしまったのです。そ…

感覚で描く

遠近感や説明的な表現をしないで、曖昧だけど、空気感は全て描こうと考えて着手した絵。また水性ペンを複数使ってみようと思いたって4種類くらいの色でドローイングしてから着彩しました。すると空色ペンにブルーの絵の具を合わせることでセルリアンブルー…

夏バテをぶっ飛ばせ!

元から冬に元気で夏は大の苦手なのですが、今年の異常気象には夏好きな方でさえ、疲弊されているのを見かけます。教室の受講生さんも体調を崩される方が多いのですが、どうかご無理のない様にされて下さい。 私も7月は描かずに過ごそうと思っていましたが、…

無題

朝一でシ・オ・ミ師匠とモーニングティーをして別れてから2枚描きました。紫の水性ペンを使うと思っているより画面が紅く覆われるので、注意が必要だと気付く。 2枚目は、焦茶のペンに黄色ベースで着彩してみました。焦茶は何でも合うので、予想外のことが…

マジで暑い熱い

猛暑日でも湿度が低いとあまり汗をかかないのかな?それとも自律神経がおかしいのかな? そんな事を思いながら、今日は京都河原町三条に勇んで出掛けました。ちょうど友人の作家達が同時に二箇所で展示会をしていたのです。 はじめは沢山の大学の後輩に当た…

静かでも淡白ではない

水性ペンとの共存を、しばし探求し続けています。ライトや街灯りなどを描く際にその周りの色調を暗く落とす事が通例ですが、それを僅差にする事で魅力が出ないかを試しました。うるさくなく静かな、でも弱くも淡白でもない画面を作りたいと臨みました。 サイ…

依存か共存か!

前回、水性ペンとの共存は、よくあるペン画水彩とはどう違うのかを示したいと発言した手前、続いて描いてみました。するとペン画水彩というのは、水性ペンへの依存だという考えに至りました。 共存はお互いを良い意味で必要とします。融合であったり、引き立…

深い眠りから覚めない

コンディションに関わらず描く方を選ぶことで悔いがない生き方をする。自分の絵に辟易していても向き合う強さが欲しい。強がることより弱さを認める道を行きたい。そんなことをずっと反芻しながらの作業となりました。そう願いつつ、眠るように描いたのがこ…

変な水彩画

ヨーロッパの家屋の庭を描くと、熱帯植物の様になってしまいました。通常この様なモチーフは花にマスキングを使いますが、乾くまで半日ほど置く事自体がストレスになるので使いません F8くらいのサイズを40分くらいでババーッと描きました。全体に色彩設…

公衆電話とタクシー

プチ断筆明けの衝動描き2枚目。 日本では黄緑の公衆電話を見つけるのが、困難になってきましたが、ベオグラードの中心部を少し外れた住宅街の外れには赤い公衆電話が立っていました。そばにはタクシーが停まっています。待機しているのか休憩しているのかわ…

なんでもあり

プチ断筆してあっという間に一週間が経ちました。断筆明けの一枚です。昨日は滋賀県で竜巻が発生するなど、尋常ではない気象でしたが、今もまた雷が鳴っています。これは普通に夕立になりそうです。そんな蒸しっとした夏の暑さがそのまま画面に出ました。 建…

続・息抜き

年間に数えるほどしか描かない肖像画。寝る前に息抜きついでにジェニファー・コネリーの若い頃を描きました。こういう見た目のままでリアルなのを描く度に、友人からは「流石、やっぱり画家やね!」と言われるのです。裏返せば普段の絵は画家と思われていな…

均衡が狂っている

自称セルビア症候群のため、日本の何処を歩いていても腑に落ちず、違和感が拭えない私。最近は日本の食事まで、納得出来なくなってしまっています。前回に続いて駄作・愚作を描いた今日は、やはり精神の均衡が崩れていると認めざる得ません。 2015年に友…

ワースト

昨日の新作を額装してじっと見ていると、自分なりの新境地に来た感じがしました。 ところが、それも束の間、今日描いたものは超駄作 今年のワーストになりました。本当に酷い、どこも良いところなく、私の特徴の中の欠点部分の寄せ集めみたいな絵です。 なの…

地震で飛び起き一枚

今日は公開制作の日でしたが、朝の地震でかなり揺れて飛び起きました。日本は本当に何処も安心出来ないですね。使える電車はほぼ全線運休しており会場に到着した時は2時間遅れ。睡眠不足の頭も相まって夢遊病の様な絵になるだろうなと思ったそのままの絵が…