アトリエ青 Art Studio Blue

画家・アートディレクター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

watercolor paints 水彩画

食傷気味

自分の絵が好きで、誰よりも支持者でいたいし、その期待に答える困難に向かいたい。それとは裏腹に最近はどれも同じ様に見えてゲップが出る感じがしています 今日の5時間の水彩画教室中にぱっぱと描いたこの絵も閃きがないんですよね〜。これ実は黒で囲むと…

剥ぎ取ってもある

今日も水彩画教室講師を2講座ハシゴしたのですが、描いている受講生さんが楽しそうで、羨ましそうに眺めてしまいました(笑) そのまま自立援助ホームの夜勤に行って夕食を作り、ちゃっちゃと食べて、ぱっぱと2枚描きました。 毎度のことながら見たことの…

絵はやっぱり楽しい!

画題探しで放浪の旅に出たいなぁと思いつつ、地方都市や町を検索していたら、セルビアでもまだ行っていない魅力的な町が続々と出て来ました。中でもクラグイェバツという街に目が止まり、ワクワクしながら公開制作で2枚モチーフに描きました。 ちょっと昔の…

晒し者の心得

夜勤明けの今日もまたまた水彩画教室がマンツーマンになり、受講生さんと世間話をしながら一枚。すると頭が覚醒して、抜け感も計算出来ていい感じに。未完成感を前面に出す塗り残しにこだわって上げました。塗り残しは、絵そのものの存在感を鑑賞者に印象付…

続・気を抜いて描く

前回投稿と同日に描いた半分やる気のない絵。でも決して嫌々描くのではなく、気負いがほぼない状態として気だるい気分を上手く利用する。 この絵は寒色と暖色のハーモニーになったと思います。女性が真ん中に突っ立っていますが、鑑賞者は男性であってもこの…

気を抜いて描く

今日は16時間近く寝て余計にだるくなりました。この気だるさを引きづってやる気のない気分のまま、絵を描いてみたくなり、あまり描きたくない事を楽しむという面倒臭いアプローチで2枚。 1枚目は、縦列駐車が慣例のゼムンの夜道。水性ペンと透明水彩の共…

公開制作で問題作

今日の久し振りの公開制作では、不穏な空気を描きたくて、中間色を褪せた濃さで着彩。同時に版を掘る要領で白残し(紙の塗り残し)にこだわってみました。この絵は引いて見れば見るほどトリッキーな程に風景に見えます。 人間の記憶やデ・ジャブを喚起させて…

堕落した肖像画

依頼を受けてカレン・カーペンターを描いたのですが、これは酷い! 描かされただけの絵になりました。つまり受け身で描いている為に、描くことを楽しめていない上、似せて描こうという意識に覆われてしまっています。ご依頼だからと言って、媚びたら駄目です…

怖いウォルト

ウォルト・ディズニー氏の肖像画のご依頼を受けて、水性ペンと透明水彩の共存で描きました。人物であろうが、一切の下描きをしないのが私流ですが、大抵デッサンがおかしくなります。しかも教室中に仕上げるという荒業! 実物はもっと大らかな人間性で包まれ…

教室中の早描き

今日は夜勤明けで5時間の水彩画教室でしたが、ドタキャン4名とすっぽかし1名という惨憺たる出席率 これ幸いと恒例の早弁ならぬ早描きで時間を有意義に過ごしたのでした。 途中で投げ出した様な画面ですが、この未完成感は譲れません。 次はこれまでに2回…

アクト

アクトに入るその一瞬だけ、普段の柔和な表情が洞察力に優れた眼光に変わるシ・オ・ミ 師匠。最近は動画の撮影と編集をよくさせて頂くのですが、バラの花を使ったマジックのこの一瞬を描きました。 モノクロ写真を後でカラーっぽく色付けした風にしてみまし…

いい絵と悪い絵

今日の教室で作画テクニックの稚拙さを気にすると、どんどん気持ちが乗らなくなる。それが問題であって、稚拙さ自体は問題ではないという話をしました。いやいや描くのでなく、虚栄心を満たすのでなく、描ける事の歓びと嬉しさが出たら万々歳です。 この絵は…

秋の雨の教室で

今日は夜勤明けで水彩画教室に直行しました。その場でサンドウィッチ水彩のレクチャーを兼ねて2枚描きました。未完成感はどのジャンルのアートでも最高に重要だと思っていますので、この技法はその点でなかなか有効です! モチーフがそもそも原型を留めない…

枯れた絵

展示会の休廊日はええラジオ「シオミと愉快な仲間たち」の収録のあと、お茶をしながら11月に開催する一日イベントの打ち合わせ。 流れで今月22日から始まる大阪天王寺のNano Gallery でのプロデュース企画の打ち合わせ。オープニングティーパーティーで…

公開制作で2枚

今日は公開制作の場でサンドウィッチ水彩を初公開しました。眩しい光でハレーションを起こした建物の壁面を具象と抽象の間(はざま)の様に曖昧に描きたいという思いでスタート。 こういうモチーフは固くなったり生真面目に描きがちですが、それだと立派な仕…

朦朧としつつも描きたい

一昨日は水彩画教室の後、2日掛かりでセルビアから湖国に届いたアートな便りFINALの展示作業に取り組み、その足で自立援助ホーム夜勤。食事を食べて一枚描きました。 勤務明けの今朝9:00展示会のオープニングを迎え、受付をして午後から教室。と休む間がな…

禁断の白

透明水彩は紙を残して白を表現しますが、今日は乳白色のトーンになったので、仕上げに白絵の具を使いました。水性ペン、サンドウィッチ水彩、ガッシュなど行き当たりばったりで工程に取り入れてみました。 チェアーの脚や背もたれに何気にペンを入れるのが、…

実験作品3枚

自立援助ホームの夜勤明けで仲間と合流してお茶をし、昼ご飯を食べました。この時間が私にとって一番大事な時間です。その後、びわ湖畔で歌を唄ってライヴ本番に備えました。練習はあと何回かしようという事になりました。 仲間と夕方まで過ごして帰宅しシャ…

魔が差して

何かが出来たら破壊するというのは、普遍的な行為だと思います。昨夜突き抜けた作品が出来たので、今日は水彩画教室中にも関わらず、破壊衝動が抑えられずに一枚描きました。ついつい魔が差しました。暴れたり暴言を吐く訳ではないので誤解のない様に。教室…

抜けた感じ

これまで何度も描いて来たセルビアの「ノヴィ・サドの教会」をサンドウィッチ水彩で取り組んでみました。これはなかなかユニークな画面! 抜けた感じですが、抜け感とは違います。突き抜けたという事です。 似たものを二度とは描けない一回生があります。1…

ピカソ効果

一昨日パブロ・ピカソ版画展を鑑賞しただけで、創作が止まりません。真似とかではなく、ピカソの喜んで描くオーラが身体に入ったのです。優れたアートは、ダイレクトに心を揺さぶりますね! 兼ねてから私の風景画はいつか抽象画になって行くだろうと思ってい…

サンドウィッチ水彩

水性ペンと水彩の共存シリーズから派生したサンドウィッチ水彩とは一体なんぞや!? という事ですが、紙がパンだとすれば密着させた絵の具は具材という意味で例えた次第です。 工程は、着彩が乾かぬ内に別に着彩した水彩紙をペタッと貼って版画の要領でこす…

人物イラスト

先日ご案内したコンサートでの「一夜だけの個展」 http://yasunariart.hatenablog.com/entry/2018/08/25/231257 ここでのマジックショーと即興音楽のコラボレーションに私のイラストを使いたいと、制作のご依頼を受けました。とあるマジシャンに捧ぐパフォー…

コラージュ絵画

「フェリーニのローマ」を見て欲しいというつぶやきをしたら、今度は描きたくなりました。ネットで出て来た撮影風景などを2枚の写真を一枚の水彩画としてコラージュしました。通常コラージュというのは、印刷物をハサミで切って貼り付ける事で異化効果を狙…

一人称と三人称

かれこれ2週間、教室のレクチャーや子供ワークショップ以外では絵の具を使わず、僅かなひとりの時間は映画を観て過ごしています。中でも「フェリーニのローマ」の2K修復版ブルーレイを手に入れて、改めてその革新的な映画づくりの姿勢に感服したのでした…

高揚と紅葉

我ながら暴力的な衝動に駆られた絵を描いてしまいました。静謐な画面が相応しいモチーフですが、高揚感や不安がそれを覆っています。滲み誘導のみでタッチを排除したのもそのせいですが、破綻しています。でも大したことではありません。そんな中で屋根の勾…

今日の二枚

何も描きたくなくて涼しい部屋で映画だけを観たい気分が続いています。ところが、そんな夢の様な生活はなかなか出来ないものですね。映画を観るといっても私は元々映写技師でしたから、演出や物語・脚本・演技よりも撮影や照明などフィルム芸術としての要素…

80%の余裕

今日の日中は左程暑くなく、汗が流れない状態で久々に教室が開講出来ました。受講生さんの和気あいあいとした和みムードのお蔭も相まって、昼休み中に2枚描けました。気負わず描く事を意識した時点で気負ってしまうものですが、人と話したりしながら描くと…

風化した軽さ

ずっと続けている水性ペンと水彩の共存シリーズ。セルビアの田舎の典型的な古い家屋。煙突は何回描いても飽きません! この絵は構図的にも特に変わったところがなく、これがポイントというものがないのですが、逆に言えばどれも外せない。全てが等価に存在し…

申し上げます

先の投稿では涼感のある絵を描きましたが、今度は初秋の気配を漂わすことで、季節感をひとっ飛び。秋に希望を託して今を乗り切る気分です! セルビアの首都ベオグラードの聖サワ大聖堂。昨年はこの距離でテラスから見えるホテルに滞在しました。そして毎日こ…