アトリエ青 Art Studio Blue

画家・イラストレーター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

watercolor paints 水彩画

光に溶けていく

このところ小さい絵ばかり描いていて縮こまって来たので、以前描いたモチーフに再挑戦しました。今回は横幅55cm程度と結構なサイズ感。 画面上の樹々の葉を徐々に抜いていくことで、画面が光に満ちた感じになったのが新鮮です。 葉の密集している部分も紙…

白い眼

とかく画家やアーティストというのは、真の理解者が少ないものです。美術名鑑や年鑑、画壇に属している事が信用になる。それは世の常ですが、私は属せないのではなく、属する事は生きる為に妥協する事だと考えています。ゴマを擦ってお金を出せば、いくらで…

ご依頼品が描けない

猫を題材に15センチ、スクエアサイズを描いてとのご依頼を受けてから、早8ヶ月が経ちました。今日はやっと風景に馴染ませることで何とか上げました。 実際にこのカフェに猫はいませんが、場面として発想したのでちょこんと置いてみました。 以前にも同じ…

イラストレーション

商用に描く場合、先ず自分の中の何かを捨てる行為からスタートします。JAZZではなく歌謡曲の様に描く、それをイラストレーションと呼んでいます。 セルビアでアトリエを開設する資金を貯めるには、こういう仕事もする。それが覚悟!

不機嫌な水彩画

先の投稿でJAZZの様に描いた後、気掛かりな情報を耳にした為に、落ち着かない気分で描いてしまいました。気掛かりな情報が何かは言えませんが、それにより感情が波打ってしまい、絵に現れる弱さが悔しいです。 昔はよく描いた花がポコポコ咲く景観。花と…

JAZZの様に描く

今日の水彩画教室は、たまたま長年通って頂いている方とマンツーマンになりました。そこでマイルス・デイビスの名盤「Kind of blue」をipadで流して、雰囲気が砕ける様にしました。というか、単に聴きたかっただけですが (*≧∀≦*) ずっと見らる…

加工してアップ

長らく作品画像をアップしていませんが、今年に入って既に10枚くらい描きました。 ですが、このところ展示販売を前提に描くことが多く、そういった場合はオリジナル原画でない画像に加工する事にしました。 フライヤー用肖像 これらは全てインチサイズ(25…

自選集 2017

今日から年末休暇に入られた方も多いと思います。私なりに2017年を作品で振り返ってみて、特に印象に残ったものを自選集としてまとめてみました。 とにかく今年ほど枚数を描いた経験はありません。イラストも含めると240枚は超えていると思います。 …

絵になった

昨日3枚の駄作を描いたので、朝から煩悩を捨てて2枚描きました。 1枚目はまあまあの水準、自分にとっては平均点くらいの仕上がりです。 2枚目は、これぞ絵というものが描けました。一般受けしませんが、描きたい様に自由に描けました。 自由に描くという…

駄作3連打

今日はある事を愚痴りながら、描き続けた為、遂に絵を描く事を楽しめないまま終わりました。 どこも魅力がなく、色の采配もバランスが悪くて、ガサツなだけの絵。 構図の取り方を間違って上を空けてしまい、下が詰まりました。その事に早々に気付きながらも…

一般受け

一般受けする絵を意識的に描かない主義ではなく、描きたいものがたまたま一般受けする日があります。花は女性層に圧倒的な人気がありますが、今日描いた2枚はそんなモチーフと色遣いですね〜 一枚目はありえない程に陽気なトーンでまとめました。自然さより…

小さい絵 つづき

夢の中で覚醒してトークショーをした事で疲れてしまい、起きてからは夢遊病の様に行動の記憶が曖昧な日。楽にしか描けないと思いノートより小振りサイズの絵を5枚くらい描こうと思いました。 1枚目はセルビアの田舎では一般的な薪を焚べる調理器具。暖房も…

小さい絵

花をモチーフにした小さいな絵のご依頼を受けました。そこでアップではなく全部セルビアの景観で3枚描きました。 テーブルクロスの白を基調に、席に着くと頭まで枝垂れて来そうなイメージで一枚。 ベオグラード大学の中庭は普通に一般の広場にもなっていて…

疲れた絵

昨晩は次回の子供ワークショップの構成を考えたりしているうちに寝る時間になりました。疲れてるのに寝つきが悪くて、今も寝不足感が半端ないです。 でも、例によってその状態で絵を描いてみたくなりました。 1枚目は目の覚める様に描こうとして余りにも品…

気の抜けた絵

以前にも同じ様なタイトル記事があった気がしますが、自立援助ホームの夜勤明けでそのまま、教室を2講座消化して徐々に頭が朦朧としてきました。これは楽しみだという事で2枚描きました。 ミケランジェロ・アントニオーニの映画の様な虚無的な光景は、こう…

バカ合戦🤣

レギュラーで出演させて頂いているええラジオ シオミと愉快な仲間たち。 今日は今年最後の収録日という事で笑いをお届けしました。マジシャン・ミュージシャン・腹話術師・画家・モノマネと全員が普段やってる事から脱線してバカ合戦! シ・オ・ミ師匠は映画…

どっちが好きか?

以前ベオグラード滞在中に描いた絵このが気に入らず、描き直しました。 坂の下の交差点に建つ一軒家のパースを緩やかにし、画面左の樹木の面積を増やし、道路標識など情報を削ると良くなりました。樹木を増やした分、家の顔を右にずらせたのですが、ど真ん中…

クロッキー・写生・心象風景

今日は朝から3枚一気に描きました。 1枚目はセルビアの村トポラを訪れた時に見かけた、落ち葉清掃をする3人の人達。 中年の男性と紙を束ねた女性、そして70歳は超えてるだろう白い髭の老人。 黙々と作業するのでなく、楽しそうに仕事をしている様子が伝…

サプライズで公開制作!

前回、売り絵を描く実験をしたら、気分が悪くなって吐き気がしたので、もう止める事にしました。 感情をセーブしたら平気で売れるというのは間違いで、後味が悪くて後悔する事が想像付きました。買った方も被害者です。 そこで、気をとり直してもっと好きに…

売り絵

プロの画家ですと自己紹介すると、日本では職業画家だと思われるのですが、実は極めて売れそうな絵(売り絵)を描く事を嫌うので、人間性が画家ですと説明する事にしています。流れで人間性が画家というのは、どういう意味か? となる訳ですが、一言で言うと…

続・絵の面白さ

暑がりで夏が大嫌いな私にとって、この時期はとても過ごしやすく、寝心地が良すぎて布団から出られません 今日は子供のワークショップの打ち合わせでカフェで友人と5時間楽しい時間を過ごしてから、2枚の水彩画を描きました。 下手に描くことを意識して、…

絵の面白さ

前回の投稿「点描のすすめ 」に対して、多くの読者さまから反響があり自分でも驚いています。同じ様に夕暮れの交差点を描こうとして惨憺たる出来になり筆を置きました。 私は滅多に途中で筆を置かないのですが、いくらなんでもこれは酷い。なので公開処刑を…

点描のすすめ

後期印象派の画家たちが光を色相分解して描いたのが点描画です。有名な作家にジョルジュ・スーラやポール・シニャックなどがいます。 油彩画の場合は視覚混合によって鮮やかな色彩を保ったわけですが、これを透明水彩で実行するとどうなるか? 透明水彩は元…

気の抜けた絵

今日は2枚描きました。午後に散策したベオグラードの下り坂。アパートの上をかすめてゼムンの眺めが見える。私にとって坂 は透視図法が崩れるところが魅力です。 もう一枚はチュミチ村で訪れた廃校横の広場。鉄塔や電柱は自然と調和させるのが難しいですが…

エッセイと絵画

23日は、シャンソンコンサートに舞台美術・画家として出演しました。 一枚の水彩画「人生の日時計」を譜面台におき、セルビアの日常的な時間の流れをほぼ即興で語るという7分間の時間を頂戴しました。 一期一会のライブなので、エッセイの内容は書きませ…

画家石田泰也とセルビアの仲間たち

以前からご案内している11月23日のシャンソンコンサート。 http://www.sky-plaza.jp/event/2017/10/1123.html 当日は、セルビアの親友達のガラスランプと私の新作で舞台を装います。 今日はその搬入・展示をスカイプラザ浜大津のスタッフの方々と共に行…

足るを知る

上を目指してるというのとは、かなり違うと感じる今日この頃。 上手い作品を描かない、完成度を求めない、それでいながら良い絵 って何? そんな自分にとって腑に落ちる絵が唐突に描けました。 多くも少なくもない情報量、激し過ぎずうるさ過ぎず、でも弱い…

日常的

セルビアでは、本当に多くの人が公園やカフェのベンチで寛いでいます。 老若男女問わず、赤ちゃんを連れたマムやダッドも同じくです。 日本人の様に時間をやり過ごしてる感や、営業の休憩という人はまずいません。 そんな日常的な風景が一番絵になるというの…

何気ない一枚

ベオグラードの繁華街のビルの合間の細い路地奥の裏庭。 黒い猫が一匹私に擦り寄って手を差し出すとトボトボと向こうに行きました。 そこの壁がレンガにモルタルを塗った様な作りですが、ずいぶん前に剥離してべろんとなってたり、浮いていたり剥げ落ちてい…

背が伸びる影

本日3回目の投稿となります。 付き合いきれない方は、無視するとか適当に読み飛ばして下さい。 私は決して暇な訳ではなく、これでも案外忙しいのですが、行動の全てが循環しているので自分の時間ではない瞬間は瞬きほどもありません。 全てがすべき事であり…