ア ト リ エ 青 Art Studio Blue

画家・イラストレーター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

watercolor paints 水彩画

セルビアの個展まで2ヶ月を切る

2017年10月14日にオープニングレセプションを迎えるセルビアの首都ベオグラードでの個展まで2ヶ月を切りました。 でも気負いや、焦りはなく、絵を描く時間は最小限にして、人との会話や時間を最優先で暮らしています。 今年は150枚以上を描いて…

人物が描きたい

友人から「最近の絵にはよく人物が出てくるね。」と言われて、そういえば確かに…と自覚しました。 ここ数年、人生は人との出会いで決まる!と思う事が増えたので、その影響かと。 今日は肖像画をサクッと描きました。 セルビアの有名人かと思いますが、何と…

台風で情緒が変化

ゆっくり進む台風の中、外を歩くと身体は濡れます。 それより気圧変動の影響で情緒が変化するのが画家にとって願ってもないきっかけになります。 胸騒ぎがして一気に3枚描きました。 セルビアのノビ・サドという都市。 ここで会う約束をしている女流画家が…

心乱れて手につかず

こどもアトリエ青のアートワークショップのお申し込みが、ありがたい事にどんどん増えてます。 大人として悠然と構えるより、子供に触発されて腰砕けになる方が望ましいので、何だか落ち着かずそわそわしてしまいます。 なので、今日は遊び感覚で半抽象イラ…

想いはあっても意味はない

作品には想いを込めていますが、メッセージはありません。 意味やメッセージ性というのは、発展すればプロパガンダであり、弱いものであっても政治的扇動が関わります。私はそこに根をはるのを拒否します。 そこまででなくとも意味を限定するのは相応しくな…

止まらない筆

先の投稿の紙切れシリーズ(シリーズではないのですが) 今日はテンションが止まらず、更に3枚描きました。 私がよく好んで描くトワイライト時の室内の灯り。 建物から光が漏れているのでなく、光を建物が囲んでいる様に描きました。 釣竿や防止柵を最小の…

ただの紙切れ

絵画を投資目的で購入するオークションの様子は、昔から映画などでもよく目にします。 ネットオークションなど最近では美術系の学校が学生にその活用方法を講習する時代にまでなりました。 なんとか絵で食える様にサポートする事で学生減少に歯止めを掛けよ…

電話しながら描く

さあ描こう!とし始めたところに掛かってきた一本の電話。 15分くらいしても話が終わる気配がないので、電話を片手に描くことに。 集中出来なくて描きにくいのでは?と思われるかも知れませんが、返って手が自由に描く感じを楽しめました。 電話は結局1時…

エッセイを推敲

今年になってからよくエッセイの依頼が来ます。 トークイベントやラジオ出演の機会が増えるに従って、言葉の有効性を意識するのは絵とは違う楽しさがあります。 トークはライブですから出来るだけ無駄話をしますが、エッセイは言葉の残滓だと考えていますの…

自ら失敗を選ぶ

なんだか全然駄目だと思うんですけど、と人から言われる様に描いてみました。 それもそのはず、できるだけ失敗したいからです。 理論では色彩一つ取っても、色相・彩度・明度が関わります。 平たく言えば色味・あざやかさ・明るさですね。 その他、形の捉え…

5 minutes painting 5分で水彩画

今日は水彩画教室中に3枚描きました。 それぞれ5分以内で描いています。 タッチは皆無。水の滲みのみで表現が成立します。 どれも雑ですが、時間が限られる事で無駄が省けた絵になると感じます。 感じたままを描く事はたやすくないです。 5分に50年の経…

白い骨

色々感じながら暮らしていると負の感情に支配されることもあります。 最近一番残念な思いをしたのは、閉幕した日本巡回展を開催しても出品者が観にも来ないという事です。 展示会には準備から搬入・搬出・広報・受付などあらゆる活動が付随するのですが、そ…

コンディションと絵

泥のように眠る以外は、この3週間休みがありません。 「私、頑張ってます。」というメッセージではなく、全部がやりたい事に繋がってます。 趣味と実益、好きなこととやりたいことなど、これらは両立が難しいと言われがちですが、自分の利益ばかり考えるか…

風が吹いている

連日、プロデュース企画セルビアから湖国に届いたアートな便り2017にお忙しい中、足をお運び頂きまして、ありがとうございます。 ただただセルビアの魅力を発信し、透明水彩の豊かさを多くの方に味わって頂きたい一心で展示しています。 私の作品も30…

Stay cool !

セルビア渡航に備えて4月から毎週英会話を習っています。 日本人はリアクションが本当に薄く、意思表示が下手というか、遠慮し過ぎるので、教室はお通夜の様な空気です これが言いたい事を言う主義の私にはかなりきつく、機を見て空気を破壊するのを狙って…

アプローチ

手法とか技法とかより、アプローチという言葉の方がしっくり来るんですよね。 アプローチの語源を調べて思う訳でもないのですが。(*≧∀≦*) なんとなく、こんな感じで行ってみようという軽さ、実験性などが優先される気がします。 奥の廃工場は、屋根が落ちて…

一日36時間

今回で確か4回目の参加となる リサイクル衣類の交換イベントxchange in 旧大津公会堂。 私はいつも託児スペース的にワークショップブースを担当しています。 名付けてリサイクルエコアート ママ楽しく、子供楽しく! をモットーにボランティア これが楽しく…

豊かな孤独

絵描きは全ての暮らしが絵に表れるのが怖い。でもそこが愉快です。 また万人の理解を期待してはならないのも絵描きの宿命です。 私だって誤解されたり非難を浴びて平気で居られる筈がありません。 それでも決して人に当たりません。 絵描きの良いところは傷…

プチ公開制作

今日は、宿直明けの足でセルビアから湖国に届いたアートな便り2017の会場でお世話になる旧竹林院にご挨拶と搬入の打ち合わせに行って、午後からは水彩画教室。その後、夜にこどものまちおおつ の事務局会議への出席が控えているという盛り沢山な日でした…

自分へのリベンジ

今日の一枚目はラジオ体操の様な感じで、ウォームアップレベルになりました。 黄色い壁と桜かな?と思える樹木の調和が取れず、今後の課題を残しました。 そこで気分を変えて、数ヶ月前に描いて失敗したセルビアの羊飼いを描きました。 もっと侘しい中に温も…

描かずに眠れない

昨夜は、沖島スケッチ散歩から帰宅して夜はマジシャン シオミ師匠の飲み会に参加。 日中の日焼けで火照った状態をクールダウンする意味も含めて、布施明の「カルチャラタンの雪」を哀切込めて熱唱! 朝から晩までみっちり楽しんだ後は、12時間程の睡眠をと…

抽象ブランコ

気まぐれで、抽象画を描きました。 出来るだけ円、曲線を使わずに退屈になるのを恐れず。 フォルムを駆使したらもっと作品っぽくなりますが、今回は目的が違います。 こういう行為はブランコの様なもので、振り子で反対に触れた時に影響します。 名残りを風…

今日の2枚。

ここ三日間は子供のアートイベントの打ち合わせなどに追われ、忙殺されていました。 しんどくて絵を描く気にならないかと言うと、私は逆でして、そういう活動自体がアートなので、いい絵が描けそうな予感が高まりました。(笑) それにしても暑かったので、…

公募展用作品

私がセルビアに渡航するきっかけを与えてくれた国際芸術交流協会シロカスターザの公募展 MEMORIAL MBDj8Watertcolor の締め切り間際に滑り込みで一枚作品を描き上げました! この公募展は世界の透明水彩愛好家ならプロ・アマ問わず参加できます。 そのため…

教室で描いちゃう

今日は水彩画・イラスト教室の日でした。 受講生さんの住むタワーマンションから見える朝焼けの琵琶湖。 これをレクチャーで描くつもりが、5分で良い感じに仕上がっちゃいました。 レクチャーは描き方の方向性を示すだけにとどめるのが好ましいのですが、乗…

発酵する様に。part2

先日、風景を通じて発酵した微生物を描いたこの絵。 今度はその微生物が半分寝た様な感じにしたくて、同じものをモチーフに再び描きました。 とは言うものの、半分寝たら発酵感は薄らいで、発光してるだけにも見えます。 単純に作品としてはこっちが良いです…

クールダウンで描く

発酵する様に描いた前回の後は、まぼろしの様な浮遊感が襲って来ました。 その気分のまま2枚描きました。 空を下描きみたいに塗り残したり、道路や建物の壁などを影だけ描いたり。 これは着彩しながら、絵画が消えて行く様な儚さを感じます。 描きながら消…

発酵する様に

今日もノヴィ・サドを描きました。 発光でも反射でもなく、画面が発酵した様に描きたいという思い。 それは人はもちろん、自然界のカビや菌なども光の中や陰でうごめいている感じです。 いい景観を描くと観光写真になりますが、それは一番陥ってはいけないこ…

ノヴィ・サドの夕暮れ

今日はシャンデリアの様なセルビアの都市ノヴィ・サドの夕刻を描きました。 最近日が長くなって来て良いね!という言葉を周りで耳にします。 でも、自分は日照時間が短くて早く陽が沈む季節が好みです。 情緒が落ち着いてワクワクするからです。 夜になって…

寝る様に描く

昨日にもアップしたセルビアの田舎の家を小さいサイズで描いてみました。 脱力して描く、呼吸する様に描くなど絵が特別な行為にならない様に配慮していますが、その配慮という意識も邪魔だと思っています。 たまたま寝不足気味だったので、寝る様に描けるか…

失敗なくして成さない

今年は200枚は最低でも描きたいと思っていますが、現時点で104枚です。 没にした物を含めると150枚くらいかな? そこから気ままに選別して展示会に陳列します。 描くことは昔の様に産み出す感じではなく、生き方の原理によりいつでも描ける用意があ…

ノヴィ・サドの哀愁

今日はNovi Sad(ノヴィ・サド)を描きました。 脱力して自由に描く。。。 この脱力というのは、なりゆきに任せ、手が勝手に動いて気が付いたら出来上がっているという感じです。 筆の動きも出来るだけいい加減で、何かを描き表す為の献身さを封印しています…

トポラへの想い

あまりにめまぐるしい時の流れ中で暮らしていますが、一方で、流れに任せるだけで操作しなくても行き着くところ至る確信が持ててるのは幸いです。 30日はライブコンサートにアートコラボで出演させて頂きました。 ※リハ風景 リハーサルから顔を出すとミュ…

教室して納品してトレーニング

朝は自分で開講している「水彩画・イラスト教室」 2時間の講座が45分くらいに感じたので、もっと長い教室をしたいな〜と思いました。 お昼を済ませて、明日のオープンを控えた大津町屋の宿 粋世(いなせ)さんに昨日完成した絵を納品、飾り付けを完了させ…

続・格闘の軌跡

前々回の記事で「比良の暮雪」をモチーフにした作品が腑に落ちなくて 格闘している様をご紹介しましたが、一応決着しました。 もはや全てはなりゆき任せの滲みを誘導しました。 描写仕切る前に手を止めて、画面下の葦(よし)に日が当たり発光している箇所と…

OAK展示会 in トポラ

東欧セルビアの村トポラ。 そこにある教会でアートグループOAKの展示会を開催します。 5月の末開幕なので、只今作品選定をしています。 メンバーはプロのアーティストであっても、家族の様な雰囲気を目指しています。 セルビアのメンバーを想いながら今…

格闘の軌跡

「比良の暮雪」をモチーフにした絵を納品するために、いつもの調子でサク〜〜と描こうとして、結構格闘しました。 ① これは空想で描いてます ② 気に入った写真を元に写生的に ③ 湖面をフラットな青で塗りつぶしていい感じに。。。 この他にも2枚ほど捨てて…

軽く描いても重量感

寝起きで珈琲を飲むより一枚描く方がリラックスする私です 今朝は雨上がりの濡れたホームに映る紅い列車。 一人の駅員がすべてのドラマを背負った感じに描きたいと思いました。 一本の細い平筆でトーストにバターを塗るように描いても列車の重量感が出たのは…

描きたい様に描けた

昨日は町屋を全面改装して宿泊施設としてOPENされる宿に数点の絵を納品しました。 日本庭園や坪庭からの自然光が眩しい空間に目立たず馴染む様に。。。 昭和レトロの洋館の様な部屋にはランプで浮かび上がる様に配置。 当時物の貴重なガラス窓の意匠に見…

白の魅力に欠け、、、

昨日と反対に、小さいサイズで描いたこのモチーフを大きいサイズで描きました。 小さいのは、習作として流れるように手を動かせたのに対し、 今日描いたこちらの大きいのは、肩に力が入っているのが明らか。 前作に比べて息が詰まる嫌な絵になりました。 紙…

絵のサイズ

セルビアの首都ベオグラードで車中から撮ったドナウ川に抜ける道を描きました。 このモチーフは昨年も描いたのですが、その時には横幅103cmと大きめでした。 今回は横幅25cmと約4分の一ですが面積でいうと16分の一になるので、かなり小さい訳です。 …

これでいいのだ

前回のブログでアップした農村の景色とは、打って変わって今日は明るい絵。 毎日の様に通る地元大津の石切り工場の辺りを描きました。 作品というまとまりより、如何にもアマチュアの写生的な感じを意識しました。 真ん中の一軒家の屋根は遠近法に逆らって、…

のどかで不穏な

西日本は桜満開ですが、あいにくの雨続きで観光客には気の毒に思います。 でも元来、桜に日中の紫外線は合わないと思います。 薄曇りの方が紅色がほんのり出て情緒があって私は好きですね〜 なんて書くと、今日は桜の絵を見せるのかな?と思われるかも知れま…

勢多の夕照

地元大津を描くシリーズ再開です。 勢多の夕照と書いて、せたのせきしょうと読みます。 瀬田川に架かる歴史的建造物である唐橋。 夕刻になると時間が昔のようにゆっくり流れる感じになるのが不思議です。 この作品はネットで閲覧した昼間の写真を一旦白黒に…

自分スケッチ

昨夜はセルビアの田舎で犬と戯れる人をスケッチ風に描きました。 犬の名前はヴェラ、人物は私です (*≧∀≦*) もう一枚は、田舎の農場。積みわらにふんわり掛けられたハシゴが主役ですね。 セルビアといえば現地の作家達と結成したアートグループOAKの展示会を…

今日の二枚。 ?カフェ

昨日眼を瞑って描きたいという記事を書いて、今朝は「あ〜 そうか。セルビアの路上ライブ準備」だと気が付きました。 今年の秋に開催するセルビアでの個展では現地に一ヶ月滞在して、路上で描いたものを中心に展示をしたいと思ってます。 どうやら、もう意識…

眼を瞑って描きたい

見たものを見たまま描かないのは、当然ですが、どうしても視覚に訴えてしまいます。 今日はそれ以上に運動として絵画を解釈してみようと思いました。 具体的には、筆の運動の軌跡という事ですが、自分でもよくわかりません (*≧∀≦*) 質感を描くことに筆が貢献…

イラストにエッセイを添えて

今日は尊敬するマジシャン、シオミ師匠のマジック生活45周年記念パーティーにお邪魔しました。 まだお付き合いして2年程度しか経っていませんが、ただの絵描きでは出入り不可能な舞台やイベントに多数出演させて頂き、その都度とても貴重な勉強をさせて頂い…

空想で落描き

落描きというと、程度が低いイメージがありますが、はた迷惑でない行為であればむしろすべきだと思います。 今日の一枚は、そんな気分で遊びました。 自然界ではあり得ない色の組み合わせですが、絵としてはありな事をやってみよう。 菜の花の絨毯に対して、…

今日の一枚。描くことは祈り

今日はアート仲間4人で貸しスタジオに入って音楽の練習をしました。 大体月に2回ペースで遊び感覚でヴォーカルをやってます。 ミュージシャンを名乗る気も資質もサラサラないですが、学生時代に有志で過ごした様な時間が流れます。正に大人の放課後なので…