アトリエ青 Art Studio Blue

画家・アートディレクター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

watercolor paints 水彩画

落描き

今日は午前の水彩画教室でサプライズがありました。唯一の小学生の受講生Aちゃんが、3ヶ月ぶりくらいにひょっこり来てくれたのです。私は突然来てくれなくなって寂しい気持ちでした。今思えば喪失感までありましたが、元気そうな笑顔で会えたので嬉しくな…

冬眠中の一枚

今日は、シ・オ・ミ 師匠のたってのご依頼で、伝説のドラマー ロイ・ヘインズ氏の肖像画を描きました。ドラマーでもある師匠は20日のコンサートでシンバル一枚だけの演奏をされます。それはこの世界で圧倒的な存在であるロイ・ヘインズ氏をリスペクトした…

2018年のベスト10

昨年作画総数180点の中から自選ベスト10を公開します。いつも思うのですが、自分で描いた割に描いた記憶そのものが薄くなったものに魅力を感じます。気負わずに描いた場合おおよそそうなります。何度見ても魅力を何処かに感じるものが、私にとっての佳…

教室PRも兼ねて一枚

水性ペンと透明水彩の共存に少しだけサンドウィッチ水彩を使用して独自の世界観を構築しました。ここはハンガリーかな!? 夕陽の空に向こう岸が霞み、川面は電球を仕込んだ様に明るく見えて欲しい。そして、家々は陶器で作ったミニチュアを寄せ集めて街を作…

新たな抱負などなし

新年を迎えてもなんの抱負もなく、今まで通り淡々と先を目指すだけだと思い2枚描きました。この絵は一回描いたモチーフですが、納得できなかったのでサイドウィッチ水彩で仕上げました。サンドウィッチ水彩って何?と思われた読者の方は、下記リンクでご確…

迷走作品

昨日何故か自由奔放に描きたい様に絵が掛けると思い込んでしまいました。これは自信ではなく奢りです。その状態が続いたまま今日2枚を描きましたが、案の定下らない作品になりました。 1枚目はスペインの修道院か何かですが、山の稜線が童話の様に丸っとな…

今日の2枚

子供との交感はやっぱり凄くエネルギーをもらえます。ワークショップを終えて自立援助ホームの夜勤で2枚描きました。というか描けました☺️ 一枚目はあえてドローイングのみであっさりと仕上げてみました。空間認識が下手で地面が圧迫されてしまったのは駄目…

価値観の落差

今年最後の教室の日。爆笑ネタを話しながら受講生さんとまったり。でも抜け目なく一枚描きました。皆さんの知らない間に絵が出来上がっていて、手品の様に思われたみたいです。この場所はベオグラードのバスターミナルですが、それらしい気配は皆無の印象が…

密かな愉しみ

水性ペンと透明水彩の共存の実験をずっと続けています。今日は絵の具の色の印象を出来るだけなくし、水性ペンのインクから水で滲み出す顔料の面白さを引き出そうと画策しました。使ったペンは焦茶のみで、透明水彩は5色くらい使っています。焦茶のペンから…

私のリア充

個人的にはクリスマスにお正月は全く意識しない様になって10年程になりました。理由はさておき、嫌が応にも世間は煽ってきますね。年末ならではの楽しみは「ビートたけしの超常現象ファイル」が見れる事くらいです(笑) 夜勤明けで教室、また夜勤。明けて…

潜伏期間

3年前の絵を振り返ってみるとまるで別人が描いたかの如くテイストが変わっています。共通しているのは、クレヨン(オイルパステル)をあしらっていること。また洗いといい、着彩後に水で絵の具の層を抜き取ってフォルムを描写していること。そこに紙残しは…

かすかな温もり

先の品のないくだりの投稿を終えて直ぐ、お世話なっているJさんのお母様がお亡くなりになった旨を共通の知人からお聞きしました。亡くなられたお母様は100歳近くで大往生だったそうですので、ご不幸という言い方は相応しくなく、生き切られたことを祝福…

展示会はライヴ

15日に開幕した展示会では、残り2名の参加者が無事に搬入を終え、全員の作品が並びました。 でもこれで終わらないのが私流。今日も私の作品を一点追加しました。そして18日には更に今日仕上げた新作に差し替えます。 先日も描いたブダペストの夕景にサ…

補色のマジック

昨日の反省を活かして空や山に焦茶の水性ペンを使わない事で、ブルーの清涼感を出しました。手前の家屋や教会らしき建物群の暖色と呼応して画面全体が調和しました。空の雲のグレーは僅かに紫を配色しています。路面や塀の中に僅かに入った黄色とは補色(反…

マンネリ化しない

雪が残るなんという事はない通り。そこに灯りがともる淡いの刻を描きました。ところが、紙残しの白が沈んでしまい、灯りの表現に白絵の具を使ってしまいました。そもそも画面全体に明るいのも、灯りの表現を困難にしているのですが、今回は画面を暗くせずと…

楽しい暮らし

自立援助ホームの夜勤明けで、すき家に向かい牛丼大盛朝食。ええラジオTVスタジオに向かって「シ・オ・ミと愉快な仲間たち」収録を楽しく終え、師匠にやわらかヒレカツ定食をご馳走になりました。 午後からは展示会に向けて公開制作を受講生さんと一緒に3…

自然を超えてこそ虚構

今日は今年一番時間を掛けて描きました。およそ2時間くらいでしょうか。しかも、途中で夕食を食べて中断したり、ずっとテレビ「THE MANZAI」に聴き耳を立てながら筆だけは集中する風にしました。原寸F8くらいの大きさの場合は、普段なら40分くらいで描…

未完成ならず

前々回の投稿以来、なんと一週間以上も絵を描かない異常事態! でも理由を詮索する必要はなく、ただほかにやる事があっただけなのです。毎晩ホラー映画の様な怖い怖い夢にうなされる癖のある私は、それに反比例して現実世界は穏やかな日々なのですが、昨日は…

師を仰いで

これまで何故か紹介する機会を逸して来ましたが、今から遡ること40年!私が中学二年生と三年生の時に美術教科でお世話になった東郷正二郎先生のお話です。現在ご存命であれば、85歳になっていらっしゃいます。写真はサイトから転用してますが、2004…

未完成のまま

今日はある方からプロは如何にして絵を売るのか! セルフプロデュースをどうされているのですか? と質問を受けました。あまりに売れていなさそうな私を心配するのと、売る事に全く固執していない様子に業を煮やされたのは理解出来ました。 そもそも画家は絵…

唄えば

お蔭様で、いい日を過ごしました。画家として私が一番大事にしている仲間との時間。言葉では限界があるから芸術が存在する、と言うか言葉の前に芸術があるんですよね。最近は絵を描くように歌を唄える感じになって来ました。私にとっての舞台はショーではな…

クールダウンでもう一枚

本日2回目の投稿は、前作の緊張感から一転、これまで好んで2回くらいは描いたチュミチ村の廃校の校舎を描きました。殆どアプローチは何にも考えずに、庭の納屋に射す西陽の温感だけ黄金色に見えるようにしてみました。結果、印象派の雰囲気が濃厚に出まし…

50回目の成功

下描きというより仕掛けをしてからの水彩絵の具着彩をお見せします。こげ茶の一番良く使う水性ペンで後の滲みも計算して手を加えます。 ペンは独立したものではなく、滲ませるところと線として活かすところを直感で選択しながら水や絵の具で触れたりギリで止…

1000回目の失敗

実は3日前にアトリエ兼住居を引っ越しました。新居に画材のダンボール10数個と所有しているアート&クラフトの箱などで、一室が塞がっている状態です。額装した絵も30点以上あるし、更にまだ運んでいない原画だけでも500枚はありそうですが、何処に仕…

子供との交感

今日は、クリスマスカード手作りワークショップで9名の子供達と賑やかで充実した2時間を過ごしました。昔講師をしていた子供教室時代から数えてかれこれ4年以上の付き合いになるTちゃんが参加してくれて、一気に元気になりました。詳しくは下記こどもア…

食傷気味

自分の絵が好きで、誰よりも支持者でいたいし、その期待に答える困難に向かいたい。それとは裏腹に最近はどれも同じ様に見えてゲップが出る感じがしています 今日の5時間の水彩画教室中にぱっぱと描いたこの絵も閃きがないんですよね〜。これ実は黒で囲むと…

剥ぎ取ってもある

今日も水彩画教室講師を2講座ハシゴしたのですが、描いている受講生さんが楽しそうで、羨ましそうに眺めてしまいました(笑) そのまま自立援助ホームの夜勤に行って夕食を作り、ちゃっちゃと食べて、ぱっぱと2枚描きました。 毎度のことながら見たことの…

絵はやっぱり楽しい!

画題探しで放浪の旅に出たいなぁと思いつつ、地方都市や町を検索していたら、セルビアでもまだ行っていない魅力的な町が続々と出て来ました。中でもクラグイェバツという街に目が止まり、ワクワクしながら公開制作で2枚モチーフに描きました。 ちょっと昔の…

晒し者の心得

夜勤明けの今日もまたまた水彩画教室がマンツーマンになり、受講生さんと世間話をしながら一枚。すると頭が覚醒して、抜け感も計算出来ていい感じに。未完成感を前面に出す塗り残しにこだわって上げました。塗り残しは、絵そのものの存在感を鑑賞者に印象付…

続・気を抜いて描く

前回投稿と同日に描いた半分やる気のない絵。でも決して嫌々描くのではなく、気負いがほぼない状態として気だるい気分を上手く利用する。 この絵は寒色と暖色のハーモニーになったと思います。女性が真ん中に突っ立っていますが、鑑賞者は男性であってもこの…