アトリエ青 Art Studio Blue

画家・アートディレクター 石田泰也の日々の活動風景をお届けしています

watercolor paints 水彩画

気まぐれ動画

最近はあまり絵を描かないので、昔作ったWatercolor bookシリーズの新編を作りました。 この中には気に入っているものというよりバラエティに飛んだ内容にするために、変な絵も入れています。是非ご覧下さい☺️ 画家石田泰也のWatercolor book下記リンクからY…

夢でヒントを得た

セザンヌの絵がどうして面白いのか!? 丸2日間思索を続けていたら、夢にヒントが表れて、寝言を口走りました 「捕まえたぞ、捕まえた!」と呟きながら一旦覚醒して、直後にまた寝ました。それでも印象はしっかり頭に刻み込まれた様なので、早速実践してみ…

いい日

雨の水彩画教室となった土曜日。土と樹木の匂いを感じるように小さい絵を描きました。風景画という形を借りながらシンプルな画面形成を優先して、遠近感を圧縮しました。器用さが抹消されたのが一番良かったと思います。荘厳で深い感じも全くしないのが好ま…

上達より探求

この一ヶ月程はほとんど風景画を描くことがありません。何故か自分の絵に対する嫌悪感、というより、鑑賞者に寄せてしまう感覚が邪魔に思えてなりません。だから敢えて描かないでいるのです。 今日は水彩画教室でポール・セザンヌの話題になりました。これま…

パンクーシ

神出鬼没で美術界を騒がせている謎のアーティスト、バンクシー。彼のパフォーマンスは非常に痛快ですが、偽物が横行して一喜一憂する世間は滑稽そのもの、笑うしかありません。そこで唐突にカミングアウトするのですが、実はバンクシーの正体は私なのです。 …

内なるテロ

定期的に開催しているこどもアトリエ青の出張ワークショップ。昨日は3人の子供達がパッションを叩きつけました。日本の場合、まだまだ枠にとらわれる学校の美術教育が幅をきかせている為、創造より破壊して感性を自由にして行く作業を幼少時から身に付けま…

宙吊りの課題

一昨日、水彩画教室中に人が途切れた間に描いた一枚です。車、街路、家屋、樹葉、空などの主要モチーフはもう何度も何度も描いているので、どう描くかはわかっているのです。でも、それでは事物を描いているに過ぎず、ここにしかない光、空気、時間、気配、…

インクと水のみ

先週から公開しているクリント・イーストウッド監督主演作品「運び屋」の彼をドローイングで描こうと思いながら、またもや不出来な感じになりました。そこで、ブラウンの水性ペンから発色する色だけを活かし、水のみを塗る事にしました。 クリントは顔のシワ…

コラージュ風に人物を描く

昨日に引き続き松田優作の伝説的な作品となった「野獣死すべし」とそのキャストにオマージュを捧げる一枚を描きました。これが映画デビューとなった優作の後輩 鹿賀丈史の好演が光る一作でした。また当時アンニュイでどこか不健康な感じが逆に独自の存在感を…

水彩遊戯

映画「遊戯シリーズ」をご存知でしょうか? 松田優作が殺し屋 鳴海昌平を演じて人気爆発した3本の連作です。「最も危険な遊戯」「殺人遊戯」「処刑遊戯」のセットblurayを買ったので、今までで一番最良の画質で愉しめます! 中で大傑作となった一作目「最も…

負荷

前回に続いて、中目の質の悪い昔の水彩紙の調子試し2枚目。なんと言うことのない買い物客が行き交うセルビアのスーパーマーケットの店先。先ず手固く下描きを兼ねてグリーンの水性ペンを多用してドローイング。水に滲めばエメラルドグリーンが発色するので…

ランプみたいな

3日ほど開くだけで随分とお待たせした感じになってしまう当ブログ。有り難いことに、良くも悪くも関心を示して頂く読者さんに支えられております。改めて感謝申し上げます。当ブログは、基本的に私の記録であり日記ですが、画家を目指す人に少しでも役立て…

侘びと熱

今日は水彩画教室で波板やトタンの経年変化による錆び感を出したいという受講生さんに、思わず錆び良いですよね!と、私も相槌を打ちました。寂寞(せきばく)寂寥(せきりょう)など書けない熟語がどんどんiPadで出てきますが、物のあわれ、侘び寂びなど、…

オッサンとおじさん

夜勤明けで5時間の水彩画教室でしたが、午前中はこの春から中学生になるAちゃん一人だったので、待ってる間に自転車のオッサンを描きました。これは自転車兼、モータバイクのようで、ペダルを漕いでいないですね。ツーッと風を切る様をコートの裾の形に凝…

無駄のなかに何が出るか

「座頭市」で有名な勝新太郎の座右の銘「無駄のなかに宝がある」を聞いて、なるほどなぁ〜と腑に落ちたのですが、無駄というのは効率的とか合理的の反語であり、余白・余裕・遊びが人生の大半を占めていなければキラッとしたものが出てこないという意味だと…

はみ出して

今日は5時間ぶっ通しの水彩画教室に7名の受講生さんにお越し頂きました。全体にモチベーションが高く、とても私は絵を描いている場合ではない嬉しい状況でした。講師として教える場合は、私の頭では完成図が一瞬で出ています。それを逆算してどう伝えるか…

情報量を減らしてみよう

昨日はアトリエに友人達が集まっての食事会でした。腹話術師ニッシャン堂と子供将棋教室などを精力的に運営されている先生にお越しいただき、シ・オ・ミ師匠に手料理を振舞って頂きました。師匠は調理師免許をお持ちどころか、調理師教育課程まで修得されて…

小さい2枚

今日は夜勤明けで、5時間ぶっ通しの水彩画教室でしたが、午前中の予約が0人。これ幸いと自分一人で大きなサイズの絵を描こうと思っていたら、ドタキャンならぬドタ申し込みで2名お越しになるということに! 有り難いのですが、絵を描く気満々の気持ちは抑…

小説とのコラボ

今日は夜勤明けでええラジオ「シオミと愉快な仲間たち」の収録でした。3月10日のコンサートの告知や、私の映画紹介コーナーなどてんこ盛りの内容、また久々に登場したニッシャン堂が大暴れして大爆笑の回となりました。 家に帰ると「小説 野生時代」3月…

仕事が出来た!

ドローイングで完敗したことをバネに水性ペンと透明水彩の共存シリーズに向かいました。フランスのカフェ・ワインバーの正面です。店内の灯りと左のレンガ造りのアパートメント、店内の客と外の客の対比でわくわくする様に! 肩の力を抜いて一枚描きました。…

闇へ沈潜したい

今日の水彩画教室は、たまたま予約者が少なくてずっとマンツーマンになりました。これ幸いと脇で一枚描き上げました。透明水彩によりフランスの撮影監督アンリ・ドカへのリスペクトをしてみました。アンリ・ドカは曇天の名手でした。街や海・空はブルー調の…

失敗は財産

今日は水彩画教室で8名の方と接しました。ただ絵を描く、その事になぜ夢中になれるのか? いい絵と出会う楽しみ、第一鑑賞者になるわくわく。そんな感じは皆さんあると思います。かくいう私も自身の最高のファンであり、最大の批評家でありたいと常々思って…

お焦げ画

水性ペンと水彩画の共存をシリーズで描いていますが、今日は水性ペンによるドローイングのままのところと、水のみを使って筆で触った箇所で成立させてみました。こげ茶の水性ペンから水で引き出される色合いだけでもモノトーンとは思えない色んな調子が出ま…

AIは人間以上だから芸術家になれない

今日はシ・オ・ミ師匠が出演される舞台に同行しました。なんという事のないやっつけ的な会にもかかわらず、師匠はAIが進歩する事で10年後には先ず、絵や音楽など芸術が不要になるというテレビの報道に警鐘を鳴らすアクトを考えて来たからやったる!と勢…

鼻歌

夜勤でも自宅でも必ず超怖い夢を見る私。原因はわかっているのですが、それを消すことは不可能なのでストレスがたまって大変です。今日はたまりかねて心療内科の主治医に相談しました。もうかれこれ10年お世話になっている先生なので、色んな局面で助けて…

翻弄される魅力

映画「ノック・ノック」(2016年)を先日ブルーレイで観て以来、キューバの女優アナ・デ・アルマス(Ana de Armas)に惹かれています。「ブレードランナー2049」に出ていた時は、肉体性がないレプリカントでしたので、カワイイだけの印象でした。そ…

省略話法

今年に入ってから殆ど絵を描かずに、2日に一本くらいのペースで映画を観て暮らして来ました。映画ソフトを12本程買ったので、これからも見続けますが、そろそろ絵も始めようかなという気分になってきました。映画はやはり観ればみるほど、時間の扱いが面…

落描き

今日は午前の水彩画教室でサプライズがありました。唯一の小学生の受講生Aちゃんが、3ヶ月ぶりくらいにひょっこり来てくれたのです。私は突然来てくれなくなって寂しい気持ちでした。今思えば喪失感までありましたが、元気そうな笑顔で会えたので嬉しくな…

冬眠中の一枚

今日は、シ・オ・ミ 師匠のたってのご依頼で、伝説のドラマー ロイ・ヘインズ氏の肖像画を描きました。ドラマーでもある師匠は20日のコンサートでシンバル一枚だけの演奏をされます。それはこの世界で圧倒的な存在であるロイ・ヘインズ氏をリスペクトした…

2018年のベスト10

昨年作画総数180点の中から自選ベスト10を公開します。いつも思うのですが、自分で描いた割に描いた記憶そのものが薄くなったものに魅力を感じます。気負わずに描いた場合おおよそそうなります。何度見ても魅力を何処かに感じるものが、私にとっての佳…