アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

7月23日迫る!

 

常々他の画家とつるまない事を信条にする私が一番勉強になるのが、マジシャン シ・オ・ミさんの存在です。

 

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今回のイベントは東京からのゲスト ダーク広和さんを招いてのベテラン対決です!

 

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私のアートも舞台装置として登場します。

 

師匠の長年の人生経験などに比べれば、私などまだまだひよっ子同然なのです。

しかし、その事を自覚出来る事を含めて色々と甘えさせて下さる懐の深さには毎回頭が下がります。

ですので、マジックをただのエンタテイメントショーだと思われている方にこそ、是非ご覧頂きたいのです。

 

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圧倒される人間存在の近くに居させてもらうほど、幸運な事はありません。

そこには、人間離れしているとかカリスマ性とか近寄りがたさとは縁遠く、逆に人としての軽妙さに全て潜ませておられる凄さを感じます。それが芸を裏打ちしているのです。

 

絵にも人間的不完全さに対する寛容が必要だと思います。

完全主義者という言葉がありますが、それは人間の傲りですね。みっともなく下らないですし、私にとって一番遠ざけたい種類のものです。

結果は後から付いて来る

 

画家を名乗って暮らしていると「石田さんが有名になる前に買っておこうかな!?」や「絵が売れると良いですね!」という文言を頻繁に耳にします。

 

これらは私への声援であり、絵に対する賛辞だという事は重々承知しています。

しかし端的に言えば、ただの社交辞令です。

なので「ありがとうございます。」と返しますが、実は私が考える画家の本質とは全くかけ離れています。

 

以前にも書いたのですが、私にとって重要なのはアートは人と人の間に芽生える想いであり、祈りと感謝だという事です。

作品はそのための単なるツールなので、それを外して売れるものに照準を合わせるのは、屈辱であり妥協です。と言いながら私もそういった行為は、これまで繰り返しやってしまいました。

しかし、出来ればもうしたくないのです。

 

こういう事ばかり言うと「売れない画家が自己正当化して、孤高の芸術家を気取った負け惜しみを言っている。」と思われがちですが、それは全く違います。

 

では、何が目標なのか?

一言で言うと自由です。

 

あらゆるしがらみを産む社会的地位、政治的行為、ランキング、対外的な評価等、に惑わされずに画家を続ける事です。

そうした時に真の理解者が出現し、私を役立ててもらえるのです。

 

その時に「あゝ、こういうことか!」と自分の仕事を理解します。

見えなかった結果はそうやって後から付いて来るのです。

それを積み重ねたらどうなるか?

それも後から付いて来ると確信しています。

 

前置きが長くなりましたが、youtube に私が作った動画を色々アップしています。

ライヴイベントは記録しない主義ですので、活動のほんの一端に過ぎませんが、展示会やイベントにお越しになれないけれど、ご興味をお持ちの方は是非ご覧下さい😃

 

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