アトリエ青 Atelier Blue

星つりじいさんの日々の暮らしをお届けしています

結果は後から付いて来る

 

画家を名乗って暮らしていると「石田さんが有名になる前に買っておこうかな!?」や「絵が売れると良いですね!」という文言を頻繁に耳にします。

 

これらは私への声援であり、絵に対する賛辞だという事は重々承知しています。

しかし端的に言えば、ただの社交辞令です。

なので「ありがとうございます。」と返しますが、実は私が考える画家の本質とは全くかけ離れています。

 

以前にも書いたのですが、私にとって重要なのはアートは人と人の間に芽生える想いであり、祈りと感謝だという事です。

作品はそのための単なるツールなので、それを外して売れるものに照準を合わせるのは、屈辱であり妥協です。と言いながら私もそういった行為は、これまで繰り返しやってしまいました。

しかし、出来ればもうしたくないのです。

 

こういう事ばかり言うと「売れない画家が自己正当化して、孤高の芸術家を気取った負け惜しみを言っている。」と思われがちですが、それは全く違います。

 

では、何が目標なのか?

一言で言うと自由です。

 

あらゆるしがらみを産む社会的地位、政治的行為、ランキング、対外的な評価等、に惑わされずに画家を続ける事です。

そうした時に真の理解者が出現し、私を役立ててもらえるのです。

 

その時に「あゝ、こういうことか!」と自分の仕事を理解します。

見えなかった結果はそうやって後から付いて来るのです。

それを積み重ねたらどうなるか?

それも後から付いて来ると確信しています。

 

前置きが長くなりましたが、youtube に私が作った動画を色々アップしています。

ライヴイベントは記録しない主義ですので、活動のほんの一端に過ぎませんが、展示会やイベントにお越しになれないけれど、ご興味をお持ちの方は是非ご覧下さい😃

 

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https://www.youtube.com/attribution_link?a=S4k7HKNxaSKMpcEW&u=/channel/UCk9NGgtAcJEy6yjGQD4gAMQ?feature=em-upload_owner

電話しながら描く

 

さあ描こう!とし始めたところに掛かってきた一本の電話。

15分くらいしても話が終わる気配がないので、電話を片手に描くことに。

 

集中出来なくて描きにくいのでは?と思われるかも知れませんが、返って手が自由に描く感じを楽しめました。

 

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電話は結局1時間40分話したのでその間に出来上がりました 😃

 

電話は大いなる悩み相談 & アート談義でしたので、とても良い気分で描けて一石二鳥なのでした。