昨日と反対に、小さいサイズで描いたこのモチーフを大きいサイズで描きました。
小さいのは、習作として流れるように手を動かせたのに対し、
今日描いたこちらの大きいのは、肩に力が入っているのが明らか。
前作に比べて息が詰まる嫌な絵になりました。
紙残しによる白の部分を色が浸食し過ぎたのが大きな要因ですが、他を見てもゴチャゴチャしていて、自分で好きなところがありません。
良い絵にしようという作為が出た瞬間、この有り様です。
画家である私のファンだと公言して下さる方が数人いますが、実は最大のファンは私自身です。
単に自画自賛というのはなく、自分が良いと納得出来ればそれで良いし、駄目だと思ったら他人に褒めて頂いても駄目。
褒めるところは褒めて、否定する時は否定する。それがファンの役目。
そういう決断を自ら下し、成長の糧にするのが非常に大事だと思います。
途中までは期待していましたが、この後、どんどん悪くなってしまいました。
それは何故か? ゆったり考えています。